大和財託が静岡銀行とポジティブ・インパクト・ファイナンス契約を締結

大和財託が新たな一歩を踏み出した

大和財託株式会社が、2024年10月31日に静岡銀行と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」契約を締結し、その融資を受けることが発表されました。この取り組みは、不動産や建築の分野を通じて資産価値の共創を目指すものであり、持続可能な社会の実現に寄与することを目的としています。

ポジティブ・インパクト・ファイナンスとは？

ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、企業の活動が環境、社会、経済の側面で与える影響を総合的に評価し、ポジティブな影響をさらに高めるための融資です。具体的には、企業がどれだけSDGs（持続可能な開発目標）達成に貢献できているかを評価指標とし、その進捗を透明に情報公開していきます。

当社では、SDGsの目標達成に向けたインパクトについて、定量的な評価基準であるKPIを設定しており、これに基づいて取り組みの成果を測定していく方針です。これらの情報は、当社の公式ウェブサイトから確認できるようにする予定です。

社会課題への真摯な取り組み

大和財託は、今後もESG（環境・社会・ガバナンス）経営の実現に向け、社会やステークホルダーとのオープンな対話を重視します。これは、ただのビジネスの域を超えて、社会の課題解決に真正面から取り組む姿勢を示すものです。

今回の融資は、2億円という大きな金額が設定されていますが、これは大和財託が社会に与えるインパクトを高めるための資源と位置付けられるべきです。

会社概要と今後のビジョン

大和財託株式会社は、東京都渋谷区と大阪府大阪市に本社を置く不動産・建築分野の企業です。設立から現在まで、資産価値の共創を通じて顧客、取引先、従業員の生活の充実を追求する姿勢を貫いてきました。

今後も、世界各国のさらなる成長をサポートするため、誠実かつ計画的な取り組みを行い、持続可能な社会の実現を目指していく意向を表明しています。