ICT地域活性化
2025-09-10 14:22:43

ICT活用の地域活性化教育プログラムが和歌山市で実施される

ICTを通した地域活性化の試み



和歌山市の加太地域で、地域活性化を目指す教育プログラムが2025年の夏に実施されることが発表されました。この取り組みは、日本電気株式会社(NEC)、株式会社ミマモルメ、南海電気鉄道株式会社(南海電鉄)、株式会社オプテージの4社が共同で行うもので、地元中学生がICTを活用したゲーム制作を通して地域の魅力を再発見し、それを外に発信することを目指しています。

1. プログラムの概要



本プログラムは、「加太地域をテーマとしたゲーム制作プロジェクト」として、和歌山市立加太中学校で行われます。実施期間は2025年7月11日から8月27日の間の3日間で、対象は加太中学校の2年生と3年生の生徒30名。生徒達はゲームエンジン「Godot」を用いて、プログラミングの基礎を学びながら、自分たちの地域をテーマにしたゲームを制作します。

この授業を通じて、加太地域の魅力を再発見し、それを発信することで地域への理解と愛着を深めることが期待されています。

2. プログラムの実施内容



ゲーム制作は単なる技術習得だけではなく、地域の魅力をどう表現するかを考える機会でもあります。生徒たちは議論を重ね、各自のアイデアを取り入れながらプログラムを進めます。そして、完成したゲームは加太中学校のWebサイトに掲載される予定です。

3. 参加した生徒の感想



プログラムに参加した生徒たちは、ゲーム制作を通じてプログラミングの楽しさや難しさを実感しました。「加太」の隠れた魅力や伝統を伝える重要性についても理解を深め、地域をより良くしたいとの思いが強まったとのことです。

4. 各社の役割



このプロジェクトにおいて、NECは各社間の共創機会の提供やプロジェクトの運営サポートを行っています。ミマモルメはゲーム制作プログラムの企画・技術サポートを担当。南海電鉄は地域との連携推進、オプテージはプロジェクト事務局の運営を行うなど、各社が共通の目的に向かって協力しています。

5. 今後の計画



このプロジェクトが成功した後は、地域活性化の取り組みを続け、新たな機会を創出することが目指されます。他のエリアへの展開も視野に入れ、多方面での地域活性化の発展に寄与することが期待されます。

6. お問い合わせ先



プロジェクトに関するお問い合わせは、NECの「BluStellar Communities 関西地域共創プログラム」またはミマモルメの教育事業部までご連絡ください。

このプログラムは、未来を担う子どもたちに地域の魅力を再発見させると同時に、郷土を愛し育てる意識を育てる素敵な試みです。地域活性化の新たなモデルケースとして、加太地域から広がる可能性に期待が高まります。


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会社情報

会社名
日本電気株式会社
住所
東京都港区芝5丁目7-1
電話番号

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