松戸クラフトビールフェスの魅力
2025年5月17日(土)、松戸駅西口デッキにて開催される「松戸クラフトビールフェスwithはしご酒」に、千葉大学園芸学部が出店します。このイベントは、松戸市観光協会が主催し、地域との活性化を目指すものです。大学が提供するクラフトビール「園芸学部エール」は、松戸キャンパスで学生が手掛けたシャインマスカットをふんだんに使用したビールです。このビールの販売を通じて、松戸市と千葉大学の繋がりがより強化されることが期待されています。
大学と地域の共同プロジェクト
松戸市と千葉大学園芸学部は、平成25年から包括連携協定を結び、地域貢献や人材育成に向けて協力を進めています。このフェスでは、学生自らが栽培から収穫、加工までを行った果実を使った商品を販売し、地域との絆を深めています。これは学生自身が地域のリーダーとしての意識を向上させる一助にもなると考えられています。
クラフトビール「園芸学部エール」について
この「園芸学部エール」は、千葉大学園芸学部が「園芸フロンティア研究プロジェクト」の一環として開発したクラフトビールです。植物工場とデータサイエンスを駆使して、シャインマスカットの果実成分をデザインする技術の開発にも取り組んでいます。このプロジェクトでは、地域のブルワリーと連携しながら、ぶどうの加工利用の幅を広げることを目指しています。
このクラフトビールは、2024年11月23日に開催された「祝 松戸市人口50万人到達 メモリアル感謝祭」で初めて披露されました。今回出店するビールは、会場内のタップから直接注がれる樽生スタイルで提供されるため、瓶詰めよりも新鮮な味わいを体験できます。
シャインマスカットを使った特別な製品
製品の特徴として、松戸キャンパスで育成されたシャインマスカットが使用されており、いきいきとした酸味が際立つ贅沢な一品です。糖度が上がりきる前に収穫されるため、爽やかさが強調されています。今後は、植物工場を利用し、さらに加工向けの最適な栽培方法を開発していく予定です。
味わいは、驚くほど爽やかで、飲み始めからはフルーティーな口当たりが楽しめます。進めるにつれて、シャインマスカット特有の華やかな香りや豊かな風味が広がります。甘さを控えつつ、みずみずしさを活かしたフルーツビールならではの仕上がりは、アペロとして前菜との相性も抜群です。
イベントの詳細
出店日時は2025年5月17日(土)の11:00から。なお、売り切れ次第終了となりますので、ぜひお早めにお越しください。会場は松戸駅西口デッキで、小雨決行、荒天の場合は中止となります。イベント概要や詳細については、松戸市のオフィシャルサイトにて確認できます。
この機会に、クラフトビールを楽しみながら地域との繋がりを感じてみてはいかがでしょうか。観光や地域振興に興味がある方は、ぜひ参加してみてください!