トリドールホールディングスの4年連続ゴールド受賞
株式会社トリドールホールディングス(以下、トリドールHD)が、一般社団法人 work with Prideが策定した「PRIDE指標2024」において、最高評価の「ゴールド」を4年連続で受賞しました。この結果は、同社がLGBTQ+を含む多様性への取り組みを強化してきたことの証といえます。
食の感動を提供する企業の姿勢
トリドールHDは「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに、グローバルなフードカンパニーの実現を目指しており、その一環としてダイバーシティ&インクルージョンも重要なテーマと位置付けています。
同社は、ダイバーシティ推進基本方針を策定し、LGBTQ+の権利を尊重するための施策を積極的に導入しています。このような取り組みを背景に、PRIDE指標2024での評価が高まったことは言うまでもありません。
主な取り組み内容
1. 明文化された政策
トリドールHDは、性的指向や性自認の尊重を基本方針として明文に定めています。この取り組みは、社内での多様性を尊重し、みなが快適に働ける環境を提供するための基盤を築いています。
2. パートナーシップガイドラインの施行
2021年には、「パートナーシップに関するガイドライン」を施行し、同性パートナーシップや事実婚を法的に認め、各種手当や休暇制度を平等に提供することを明確にしました。この制度により、職場におけるLGBTQ+従業員の権利が一層強化されています。
3. 社内コミュニティの活動
トリドールHD内では、ダイバーシティに賛同するメンバーによる「you are you」というアライコミュニティが設立されています。ここでは、メンバー同士での情報交換や勉強会、啓蒙活動を行い、社内全体のダイバーシティ意識向上に貢献しています。
4. 東京レインボープライドへの参加
トリドールHDは、東京レインボープライド(TRP)に参加し、LGBTQ+コミュニティを支持する姿勢を示しました。昨年に引き続き、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」とハワイアンカフェ「コナズ珈琲」が出展し、プライドの精神を広める活動を行いました。
出展に伴い、LGBTQ当事者を招いた事前ミーティングを実施し、スタッフにプライドパレードの意義を教え、この重要なイベントの背景を理解してもらう機会を設けました。
トリドールHDの未来に向けて
トリドールHDは今後も、食の感動体験を追求し続けるとともに、ダイバーシティとインクルージョンの観点からも多様性を尊重する社会づくりに貢献していくとしています。
このように、トリドールHDの取り組みは、企業の社会的責任を果たすだけでなく、従業員の働きがいや生活の質の向上にも寄与しています。レガシーを築く企業として、今後の動きが注目です。