グラミン日本が再び注目を浴びる
一般社団法人グラミン日本が、2024年度通常枠の休眠預金等活用法に基づく資金分配団体に選定されました。この度の採択により、グラミン日本は過去に続き3度目となる助成金を得ることが決まり、助成予定額は1.78億円です。
休眠預金等活用法とは、10年を超えて取引のない預金を活用し、社会課題の解決や公益活動の促進に寄与することを目的とした法律です。グラミン日本はこの制度を利用して、民間公益活動を促進する実行団体を支援し続けてきました。
具体的な取り組み内容
今回の取り組みとして、グラミン日本は「デジタルスキル研修&起業・就労支援を軸にしたシングルマザー支援団体の育成・促進事業」を展開することを発表しました。特に注目されるのは、北海道、東北、甲信越、中国地方に焦点をあてた支援です。これらの地域におけるシングルマザーに対し、デジタルスキルの向上を図ること、及び就労支援を行う団体を見出し、その育成や支援を行う計画です。
グラミン日本は、以前の支援活動で築いたネットワークを活かし、全国的なセイフティネットを構築することを目指しています。シングルマザーが抱える多くの課題に対し、包括的にサポートを行う姿勢を示しています。
公募の予定と情報発信
今後、2024年度の事業についての実行団体の公募が、グラミン日本や日本民間公益活動連携機構(JANPIA)のウェブサイトで公開される予定です。また、過去に実施した「シングルマザーのデジタル就労支援事業」の詳細も、グラミン日本の専用サイトにて確認することが可能です。
グラミン日本のビジョン
グラミン日本は、バングラデシュのグラミン銀行をモデルに、日本に設立されたもので、生活困窮者への自立支援を目的としています。特に生活困窮にある女性に対して、起業・就労の準備資金を融資することで、彼女たちにチャンスを提供し続けています。私たちは、希望を抱く人々と共に、その一歩をサポートする伴走者であり続けることを目指しています。
今後の活動に期待が寄せられています。詳細な情報は、
公式サイト や
休眠預金専用サイト で定期的に更新される予定です。