札幌での住宅事業拡大 - 大進ホームの新たな挑戦
北海道札幌市に本社を置く大進ホーム株式会社は、2024年4月1日より「不動産事業部」を新設し、新築戸建ての提供に加えて戸建て住宅の買取と仲介を開始しました。創業53年を迎える同社は、地元で長年の信頼を築いてきた住宅会社で、これまで約半世紀にわたって家づくりに携わってきました。
背景と地域のニーズ
最近の日本の住宅市場では新築住宅の価格が高止まりしており、特に北海道では2023年の新設住宅着工戸数が前年よりも3.6%減少しました。これにより、住宅購入を検討している人々が中古住宅を選ぶ傾向が強まっているといいます。このような背景を受けて、大進ホームは新たな市場のニーズに応える形で、住宅の買取および仲介サービスを展開することになったのです。
新たなサービスの内容
大進ホームの新たなプロジェクトには、専任の不動産担当者がチームに加わります。彼らは、豊富な経験を持ち、顧客からの相談に対して的確なアドバイスを行います。物件の売却を希望する顧客は、施工元の会社に買取を依頼することで、透明性のある取引が可能になります。また、同社は自ら施工した住宅を買い取ることで、過去の図面やリフォーム歴を活かし、迅速なリノベーションを実施することができます。これにより、売主には適正な価格での売却が期待でき、購入希望者には良質な物件を提供できるという好循環が生まれます。
代表の思いと今後の展望
二代目社長の星野覚一朗氏は、父から受け継いだ会社を通じて地域の皆様の暮らしをより豊かにすることを目指しています。「家づくりは一生のサポートが必要で、購入時だけではなく、手放す時にも寄り添いたい」と語る氏の言葉には、地域との強い絆が表れています。高齢化が進む中で、多くの方からの相談が増えていることに共感し、会社としてもその期待に応えるための体制を整えました。
関連情報
大進ホームは、住宅の設計から施工、さらにはリフォーム工事、リノベーション工事まで、総合的なサービスを提供してきました。共同して行うことで地域のお客様にとって、より価値ある住宅購入の支援が出来るように努めています。北海道内での住宅市場は今後も動きがあると予想される中、大進ホームがどのように地域に貢献していくのか、注目が集まっているところです。
お困りごとやご相談があれば、ぜひ大進ホームに連絡してみてください。新たな住宅の購入や売却の手続きについて専門家が親身にサポートしてくれるでしょう。
会社概要
- - 会社名: 大進ホーム株式会社
- - 設立: 1971年5月
- - 代表取締役: 星野覚一朗
- - 資本金: 5,000万円
- - 従業員数: 32名(2024年4月1日現在)
- - 所在地: 北海道札幌市東区東苗穂3条1丁目2番1号
- - TEL: 011-783-1122
- - 事業内容: 注文住宅、分譲住宅、店舗、アパート、リフォーム工事、リノベーション工事
- - URL: 大進ホーム公式サイト