フォステクス、進化したフラッグシップヘッドホン「mk2」を発表

フォステクスが新しい境地を切り拓く

フォスター電機株式会社、すなわちフォステクスカンパニーがまた一つ、オーディオファンを夢中にさせる製品を発表しました。それが、プレミアムヘッドホン「TH1000RPmk2」と「TH1100RPmk2」です。このフラッグシップモデルは、これまでの音質を一新し、さらに進化を遂げています。

脅威の再生能力

これらのヘッドホンは、フォステクスが独自に開発したプレミアムグレードの全面駆動型平面振動板RPドライバーを搭載しています。このドライバーの設計は、内部の空気をダンピングコントロールすることで振動板の動きを最適化し、その結果、類まれな音質を実現。特に低音から高音までの広い音域をクリアに再現し、音楽の細部までを忠実に表現します。

デザインと素材へのこだわり

「TH1000RPmk2」は密閉型、「TH1100RPmk2」はオープン型の設計を採用し、どちらも日本の伝統工芸を感じさせる美しい藍染ハウジングを特徴としています。このハウジングは、阿波藍の職人によって手染めされており、自然な風合いと美しさを兼ね備えています。ハードメイプル無垢材から作られたハウジングは、音に余計な色付けをしない特性があります。これにより、深みのある低音と伸びやかな高音が引き出されます。

新たな快適性とユーザビリティ

新型のイヤーパッドは、顔にフィットしやすい形状を採用し、長時間の使用でも快適さを提供するために、内部は2層構造となっています。これにより、使用感が一新され、リスニング体験が向上しました。さらに、リケーブル可能な2極3.5mmコネクタも導入され、様々なリスナーのニーズに応える仕様となっています。

高音質ケーブルの採用

また、付属するアンバランスYケーブルは、高純度OFC（無酸素銅）を使用しており、音質の伝送性能を最大限に引き出します。特に、音質を重視するオーディオファンにはたまらない仕様です。加えて、オープン型のTH1100RPmk2には、微調整された内部パーツによって自然な音場が再現され、聴き疲れしにくい魅力を持っています。

技術革新の追求

フォステクスは、ヘッドホンの各部にこだわりを持ち、新しい構造部品には軽量なマグネシウム合金を使用しています。このため、全体の重量を抑えながらも高い剛性を実現し、使用時のストレスを軽減。また、ヘッドパッドやバンドにはシープスキンを取り入れ、しなやかなフィット感を提供します。使い込むほどに、愛着が沸いてくる素材感です。

まとめ

音楽を愛するすべての人々にとって、フォステクスの「TH1000RPmk2」と「TH1100RPmk2」は、間違いなく手に入れるべき存在です。10月上旬からの出荷開始が待ち遠しい限りです。今まで以上に進化したこれらのヘッドホンで、音楽の世界を新たに体感してみてはいかがでしょうか。オーディオテクノロジーと日本の伝統工芸が融合した、極上の一品です。