ウェビナー「リスク総括2025」のお知らせ
リスクマネジメントとBCP(事業継続計画)の専門メディアであるリスク対策.comが、2025年12月11日(水)にオンラインセミナー「リスク総括2025」を開催します。このセミナーは、今年発生したさまざまなリスク事象を振り返り、危機管理やリスクマネジメントの見直しのポイントについて解説することを目的としています。
自然災害とデジタルリスクの増加
今年は、日本各地で記録的な猛暑や集中豪雨が続き、さらにはカムチャッカ半島の地震が発生し、津波警報が長時間にわたって出されたという異常気象も見られました。このような自然災害は、年々その頻度が増しています。
また、デジタルリスクについては、サイバー攻撃が増加し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中で、重大なインシデントが相次いで発生しています。これにより、企業の事業活動に長期的な影響を及ぼすケースが増えており、社会全体への影響も深刻なものとなっています。
コンプライアンスリスクの重要性
コンプライアンスリスクに関しては、品質や会計、労務にかかる不正が問題視されています。また、近年では人権に関する不祥事や炎上も多く発生しており、企業の信頼性にも大きな影響を与えています。これらのリスクは、企業が掲げるESG(環境・社会・ガバナンス)やDE&I(多様性、公平性、包括性)といった理念にも影響を与え、ますます複雑化しています。
さらに、国際情勢の変化によって地政学リスクが高まっており、特に第二次トランプ政権下での国家間関係の変化が懸念されています。そのため、グローバルなサプライチェーンの再構築も進んでいます。これらの環境変化に対応するため、企業は今まで以上に敏感でなければなりません。
セミナーのプログラム内容
「リスク総括2025」では、各領域の専門家を講師にお迎えし、リスク対策の具体的なソリューションを紹介します。プログラムの内容は次の通りです。
- - 森井 昌克氏(神戸大学特命教授・名誉教授)による「サイバー攻撃の衝撃と教訓」
- - 徳山 英治氏(インフォコム株式会社)による「カムチャツカ地震に学ぶ災害対応」
- - 小松 正仁氏(ニッタン株式会社)による「次世代の防災DX」
- - 前嶋 和弘氏(上智大学)による「トランプ政権1年目のリスク点検」
- - 佐藤 勇介氏(応用地質株式会社)による「BCPとDXの融合」
- - 柳 史朗氏(テレネット株式会社)による「通信障害克服のためのBCP」
- - 米重 克洋氏(株式会社JX通信社)による「初動対応の遅れの原因」
- - 守谷 航氏(株式会社アトミテック)による「委託先リスクの現状と未来」
- - 渡辺 研司氏(名古屋工業大学)による「マルチハザードを想定したBCP」
参加費は無料で、オンライン(ウェビナー方式)で開催されるため、自宅やオフィスから簡単に参加できます。リスクマネジメントに関心のある方、企業の危機管理を見直したい方は、ぜひご参加ください。詳しい情報は、株式会社新建新聞社のウェブサイトをご覧いただくか、下記の連絡先までお問合せください。
問い合わせ先
新建新聞社 リスク対策.com セミナー・イベント運営事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-3-3 FDC麹町ビル7階
E-mail:
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TEL: 03-3556-5525