アダストリアとcomveyがエコな梱包材を共に進化させる
アダストリアグループは、株式会社comveyと新たな協業を開始した。この取り組みの中心となるのは、繰り返し使用可能なエコな梱包材「シェアバッグ」である。物流と持続可能性の観点から、シェアバッグのメンテナンス業務を株式会社WeOurが担当し、リユース促進を図っていく。
グリーンな取り組みと雇用の拡充
アダストリアの特例子会社であるWeOurは、comveyが推進するプロジェクト「おもいをとどける。みんながよろこぶ。」に参加。プロジェクトの主な目的は、EC利用者のストレスを軽減し、環境負荷を削減することである。しかし同時に、障がいの有無にかかわらず多様な人材が活躍できる社会の実現も視野に入れている。
特にWeOurでは、約240名の障がいのあるスタッフが働いており、そのメンバーがシェアバッグのクリーニングや入出荷検品といったメンテナンス業務に従事することにより、ユニークな職場環境を提供している。こうして、障がい者雇用の促進が業務の中で自然に行える流れが生まれている。
環境配慮と経済の両立
WeOurの取り組みは、サステナビリティを重視しているアダストリアグループの企業理念に基づいている。具体的には、廃棄在庫やサンプル商材の再販、リペア、リユース、リサイクルなどのサーキュラー事業を展開し、環境負荷を低減することを目指す。これにより、営業活動と並行して環境への配慮を両立する姿勢が示されている。
包み込まれる未来
「シェアバッグ」を通じてアダストリアグループは、ストレスの軽減だけでなく、消費者にとっても環境に優しい選択肢を提案することができる。今後も、シェアバッグの普及が進み、より多くの人々がエコな選択を行うことを期待している。また、障がいのあるスタッフの雇用機会の向上が、経済的にも社会的にも良い影響を与えるであろう。
企業の紹介
株式会社comveyは「美しい物流をつくる」を企業のミッションに掲げ、これまでの物流の概念を見直し、新たなサービスを開発することに専念している。そのウェブサイトやSNSも活用し、情報提供を行う。
一方のWeOurは、障がい者の雇用を促進し、サステナビリティ経営を加速するために様々な事業を展開。個性を尊重した職場環境作りを通じて、一人ひとりが活躍できる場を提供している。
アダストリアグループ全体が、環境に優しい配送方法をお客さまに提供しつつ、ファッション業界において多様性を重んじる社会の形成に寄与するという大きな視野を持っています。今後、シェアバッグの取り組みを通して、持続可能な社会を築いていくことが楽しみだ。
詳しくは、
株式会社comveyのホームページや
WeOurの公式サイトを参照していただきたい。アダストリアグループも
こちらから確認可能です。
このように、アダストリアグループとcomveyの協業は今後のエコロジーの進化とともに障がい者雇用の向上にも寄与する重要なプロジェクトとなることを期待したい。