日本の伝統的な文化を象徴する箸が、ついに海を越えて国際舞台での存在感を発揮します。有限会社高鳥紙業が手掛ける世界初の紙箸袋、通称『はしおり』が台湾のフレンチレストラン『fujo』で販売されることが決定しました。これは、2025年1月に発売された新しい商品であり、箸袋を使用する新しい文化の形成を目指しています。
fujoとは
台湾の花蓮にオープンした『fujo』は、芸術と食を融合させた独特のフレンチレストランです。そのエグゼクティブシェフ、カミー氏は、ミシュラン2つ星を誇るレストラン『ホウ・ブション』で副料理長を務めていた経歴を持ち、食の領域でもその高い技術とセンスが評価されています。fujoでは、単に食事を楽しむだけでなく、芸術的な体験をも提供することに重きを置いています。
箸文化の国際化
高鳥紙業は、箸の文化が日本だけでなく、海外でも幅広く受け入れられることを願っています。彼らの商品『はしおり』は、日本の職人技を生かした美しいデザインと実用性を兼ね備えています。引き続き、台湾のfujoには、若狭塗箸を製造・販売する株式会社ひらの伊の御箸11種類と、箸専用のパッケージも取り扱われる予定です。このコラボレーションにより、日本の美しい箸文化が忠実に伝わることを期待されています。
代表のコメント
高鳥紙業の代表取締役、高鳥義雄氏は、「発売から早速、海外展開が実現したことに感謝しています。特に日本とのつながりが深い台湾で、こだわりのあるfujoで展示販売できることは、非常に喜ばしいことです。」と述べています。彼は、訪れるすべての人々に対して、この素晴らしい体験を提供していくことに情熱を持って取り組んでいると強調しました。
会社概要
有限会社高鳥紙業の本社は福井県小浜市にあり、シール・ラベルやパッケージ、そのほか食品関連商品などの製造・販売を行っています。商業だけに留まらず、販促品の提案や動画制作も手がけ、幅広いニーズに対応しています。彼らの公式ウェブサイトでは、最新の商品情報や詳細が掲載されています。
これからの高鳥紙業の活動に期待が高まる中、日本の箸文化が海外でどのように受け入れられ、発展していくのかに注目したいところです。