日本自然保護協会(NACS-J)とコンサベーション・アライアンス・ジャパン(CAJ)が、ネイチャーポジティブの実現を目指して連携協定を結びました。この協定は、国内の山岳地域やアウトドアフィールドにおける生物多様性の保障と、希少な生態系の劣化を食い止めることを目的としています。
連携の背景
近年、生物多様性の喪失が気候変動と同じくらい深刻な問題となっています。日本国内の山岳地域においても、この問題は非常に重要です。自然環境の変化により、多くの生物種が危機に瀕しているため、NACS-JとCAJはパートナーシップを強化し、具体的な行動を起こす必要があります。
協定の目的
この連携協定には、アウトドアフィールドに関わる課題をクリアにし、生態系や景観を守る活動を通じて、両団体が協力し合うことが盛り込まれています。また、アウトドア・レクリエーションを通じて自然を愛し、守る心を育むことも重要視されています。これにより、参加者が自然に対して正しい理解を持ち、保全行動を取ることが促進されます。
連携の主な取り組み
情報共有: NACS-JとCAJは、日本各地の山岳地域が直面している問題に関する情報を相互にリーチしていくことを重視しています。
優先課題の特定: 共有された情報を基に、ネイチャーポジティブの実現に向けて、重要な課題や機会を見つけ出し、協力的に対処します。
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その他の活動: 両団体が必要と考えるほかの取り組みにも協力します。
代表者からのメッセージ
今後の活動に関して、NACS-Jの理事長である土屋俊幸氏は、自然に関わるアウトドア体験の重要性を語り、CAJとの連携を通じて日本全国に豊かな自然体験を提供していく意義を強調しました。一方、CAJの三浦務氏も、正しい自然理解と行動の重要性を指摘し、今回の協働の意義を表明しました。
今後の展望
この協定により、NACS-JとCAJの間での知識の交流や情報共有が進むことで、日本の自然環境がより一層保護され、次世代が楽しめるようになることを期待しています。また、アウトドア体験を通じて、より多くの人々が自然を愛する心を育むことができるでしょう。
関連団体について
NACS-Jは1951年に設立され、日本で最も古い自然保護団体の一つです。一方、CAJは2000年に設立され、アウトドアビジネスが自然環境保護に還元する仕組み作りに取り組んでおり、現在67社のアウトドア関連企業が参加しています。
今後、両団体が力を合わせて、自然環境の保護活動が進むことを期待しています。