関大万博部がデザインした新しい傘「カインドアンブレラ」
関西大学の学生団体である関大万博部が手掛けた、晴雨兼用の折りたたみ傘「カインドアンブレラ」が、ECサイト「カンダイパンセマルシェ」で販売を開始しました。この新商品は、リサイクル生地を使用し、環境への配慮がなされたアイテムとして注目を集めています。価格は3,960円(税込)で、2025年の大阪・関西万博に向けて特別にデザインされました。
環境に優しい傘の特徴
「カインドアンブレラ」の親骨は60cmと大きめで、雨の日でも安心して使用できる設計です。また、晴れの日にはUVカット加工が施されており、紫外線遮蔽率はなんと98%以上。これにより、日差しの強い日でも快適に過ごせるでしょう。
さらに、この傘は世界中から集められた廃ペットボトルをアップサイクルして作られた生地を使用。廃棄物を再利用することで、環境に優しい生活を応援したいという思いが込められています。持ち運びやすいトートバッグ型の傘袋も付属しており、普段使いにも適しています。
「カインドアンブレラ」の由来
商品名の「カインド」は「親切、思いやり、優しい」といった意味を持ち、傘を意味する「Umbrella」と組み合わせたものです。人々の生活に寄り添い、愛される存在となることを願って名付けられました。この傘が多くの人に愛されるようにとの願いが込められています。
ロゴデザインの背後にある意味
「カインドアンブレラ」のロゴには、長寿の象徴である亀がデザインされています。亀の形のロゴの中央には「KU」の文字が描かれており、これは関西大学の略称「KU」と「カインドアンブレラ」を同時に表しています。このロゴは、傘が長く愛されてほしいとの願いを込めた印象的なデザインです。
安全性と機能性
「カインドアンブレラ」は、安全カバーがついており、開閉時に指や爪を傷める心配がありません。耐風構造を採用しており、内側の受骨が曲がることにより、正面からの風を受け流すことができます。また、骨の材質にはポリカーボネートやグラスファイバー、アルミを使用し、強度と軽量化を両立させています。
関大万博部の目指す未来
関西大学は、2025年に開催される大阪・関西万博への参画を通じて持続可能な未来社会の実現を目指しています。関大万博部はその一環として、SDGsを推進するための創造的なプロジェクトに取り組んでいます。学生たちは日々の学びを基に、ユニークな企画を生み出すことに挑戦しています。
「カインドアンブレラ」の制作にあたっては、「廃棄物となりやすい傘を、もっと大切に使ってほしい!」という想いが込められています。この傘が性別を問わず、多くの人に使われ、国境を越えた交流のきっかけとなることが願われています。
まとめ
「カインドアンブレラ」は、関大万博部により生まれた環境に優しい傘として、多くの人々の日常生活をより豊かにしてくれるアイテムです。雨の日も晴れの日も快適に過ごすため、この傘を持って出かけてみてはいかがでしょうか。