M&A支援に新たな連携が誕生
スモールビジネスに特化したM&Aサービス「GOZEN」と、Eコマース全般を支援する「WEBUO」が新たに提携しました。これにより、通販とD2C(Direct to Consumer)分野でのM&A仲介機能が強化され、両社は合わせて300社以上のEコマース事業者をサポートしてきた実績があります。
提携の背景
シニア層や女性層に根強い人気を誇るボディポジティブなD2Cランジェリーブランド「feast」の売却を手掛けたGOZENは、社会課題解決に特化したビジネスモデルを持っています。一方、WEBUOはEC領域に特化した人材教育を行っており、250名以上の受講者を抱えるECアカデミアを設立しています。この連携により、双方の強みを生かした新しいM&A支援が可能になると期待されています。
連携の具体的な取り組み
提携に基づき、次の3つの主要な取り組みを進めていくことが発表されました。
1.
通販/D2C領域でのM&A仲介事業
WEBUOのサービスを利用するEコマース事業者に対し、事業の拡大やブランド継承を目的としたM&A支援を行います。また、D2CやEコマース事業を買収したい企業の呼びかけにも対応する体制を整えます。
2.
ブランド価値向上のためのECソリューション
GOZENとWEBUOが連携することで、ブランド価値を向上させるためのECソリューションを企業に提供していきます。これにより、企業が持つ独自の美意識や社会的な理念を最大限に生かした支援が実現します。
3.
M&Aに関する情報発信
現在、スモールビジネスやソーシャルビジネスにおけるM&Aについての情報が不足しているとされる中、両社は情報の発信を強化していく予定です。WEBUOが提供するECアカデミアの受講者に対して、GOZENが持つM&Aに関するナレッジを提供し、他社との提携や事業売却といった選択肢を示すことで、経営をサポートします。
イベント開催の予定
この提携に伴い、EコマースのプロフェッショナルであるWEBUOとD2Cビジネスの専門家であるGOZENが、ファウンダーの意志やブランドの美意識について語るイベントを開催することも発表されました。詳細な日程や開催方法については、両社のSNSアカウントを通じての告知を予定しています。
この新たな提携が、Eコマース企業の成長にどのように寄与していくのか、今後の展開が非常に楽しみです。