新たな探求の旅「生物多様性超みわけランド」
2025年4月14日、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」内にて、「生物多様性超みわけランド」がスタートします。このイベントは、株式会社バイオームと河森正治プロデューサーをはじめとする協賛企業が共同で開発したもので、楽しみながら生物多様性を学ぶアプリイベントです。
「みわけランド」とは?
「みわけランド」は、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を利用する参加型イベントです。参加者は、アプリ内で「みわけランド」に迷い込み、ミッションとして与えられた「みわけの書」のページを集める冒険に挑みます。このプロセスでは、実際の自然環境で指定された生き物を探し、その姿をカメラで捉えてアプリに投稿します。
各クエストでは、見分け方や探し方のヒントが提供されており、参加者はまるでゲームをするように楽しみながら生物多様性について学ぶことができます。さらに、英語版も用意されており、海外からの旅行者や英語話者の方々も一緒に体験できます。
参加方法とメリット
2025年4月13日から10月13日までの期間、全ての方々に無料で参加が可能です。まずは、スマートフォンに「Biome」アプリをインストールし、イベントのバナーをタップして「みわけランド」に参加。
アプリで指定された生物を撮影し、投稿することでクエストが完了します。これにより、相応の「みわけの書」のページ画像をダウンロードできます。また、27個のクエストのうち、25個を達成すると「みわけの書」の全ページをPDFとしてダウンロードすることができます。
イベントの背景と目的
この「みわけランド」は、株式会社バイオームが大阪・関西万博での活動の一環として開催するものです。バイオームは、河森正治プロデューサーと共にネイチャーポジティブな社会を目指し、生物多様性の保全に貢献するためのプロジェクトを進めています。
「目の前のいきものの名前がわかる」体験を通じて、人々の生物多様性への関心を高め、同時に1000万件以上の生物データを収集することを目指しているのです。
この活動は、河森正治プロデューサーのパビリオンで展示される「生物多様性超シナプス」とコンセプトを共有しており、両方の体験を通じて更なる理解と楽しみを提供します。
株式会社バイオームの紹介
株式会社バイオームは、2017年に設立された京都大学発のベンチャー企業で、生物多様性の価値を広めるためにいきものコレクションアプリ「Biome」を開発しています。生物情報の収集や分析ツールを提供し、生物多様性への取り組みをサポートしています。
これからの「生物多様性超みわけランド」で、多くの方と一緒に生き物の魅力を発見し、楽しく学ぶ機会を迎えるのを楽しみにしています。