損保ジャパン、新たに「みんなのリペア」を進化させる
損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)は、顧客満足と透明性の向上を目指し、建物修理業者の紹介制度「みんなのリペア」を2025年5月21日よりリニューアルしました。これまでのサービスに加え、顧客が自身で修理業者を選べる新たな仕組みを導入し、さらにAIを活用した迅速な見積もりシステムの提供を開始します。
【背景と目的】
損保ジャパンは、2022年から株式会社Speeeとの提携を通じて「みんなのリペア」を展開。自然災害による住まいの損壊時に、適切な建物修理業者を紹介するサービスを行ってきました。今回のリニューアルでは、このサービスの透明性を高めるとともに、保険金の不正請求を防止するための新しい体制を構築しました。
新しい「みんなのリペア」では、顧客自身が修理業者を選ぶことができる「見積修繕プラットフォーム」を実装。これにより、より安心してサービスを利用できるようになります。また、AIを活用した「SOMPOたてものスマート見積」との連携により、迅速な見積もりを実現します。
【見積修繕プラットフォームの概要】
具体的には、希望する顧客へLINEでリンクを送付し、そのリンクから修理業者を選定してもらう仕組みとなっています。これにより、手間をかけずに自分の条件に合った業者を見つけられます。サービスは、スマートフォンからのアクセスが可能で、使いやすさにも配慮されています。
【AI活用による迅速見積もり】
また、修理の見積書が手配されていない顧客には、「SOMPOたてものスマート見積」の利用を推奨します。このサービスでは、住まいの損傷箇所の写真をスマートフォンで撮影し、その画像を元にAIが見積もりを行います。これにより、迅速かつ適切な保険金の支払いが可能になります。正確な判断をサポートし、顧客の満足度を高めることが目的です。
【今後の見通し】
損保ジャパンは、これからも安心・安全な修理サービスを提供できる業者のネットワークを運営し、顧客満足の向上に努めていきます。さらなる業務提携やシステムの強化により、自然災害からの早期復旧支援の体制をしっかりと整えていく方針です。「お客様、社会、そして自分にまっすぐ」という理念の実現に向け、今後も様々な取り組みを行うでしょう。
これまで以上に透明性があり、安心感のある修理制度。「みんなのリペア」の進化から目が離せません。