『日本の人事部 LEADERS』vol.13が発刊!
2025年3月、株式会社HRビジョンが提供する『日本の人事部 LEADERS(リーダーズ)』vol.13が発行された。今回は“人・組織・経営のエンパワーメント”をテーマに、急速に変化する経営環境に対応するための知識やノウハウが凝縮されている。この情報誌は特にHR(人事)領域に関心がある企業の経営者や人事責任者に向けて、貴重なインサイトを提供する。
企業が成長し続けるためには、経営の基盤である“人”と“組織”についての最新情報を入手し、それを基に戦略を構築することが求められる。『日本の人事部』は全国の企業が対話と学びを重ねられる場を数多く提供し、36万人以上の人事正会員と月160万人の訪問者を抱えるコミュニティを形成している。
エンパワーメントの重要性
vol.13では、企業が多様な働き方を受け入れながら求心力を高めるためのヒントがふんだんに盛り込まれている。具体的には、巻頭インタビューとして、従業員をエンパワーする方法に関して早稲田大学の教授、沼上幹氏にインタビューを行い、組織内で成長を促すための管理職育成法やフィードバックの重要性を解説。これにより、従業員がミスを恐れずに挑戦できる文化を育てることが強調された。
また、品川女子学院の理事長、漆紫穂子氏が「働きやすさ」から「活躍しやすさ」へのシフトが、日本経済にとってどれほど意味を持つかについて寄稿し、女性の活躍が日本の雇用市場にもたらす変化を考察している。
未来への挑戦
新規事業の創出について、立教大学の田中聡准教授は、組織の育成方法や人事に求められる挑戦を語り、ダイナミックな経済環境への適応力を持つ人材育成の重要性を訴えている。企業は変化に対応しつつ、戦略的に人材を育てなければならない。
さらに、本誌はHRカンファレンスのイベントレポートや、2024年のHRアワード受賞企業のインタビューも掲載。パナソニックや三菱UFJ銀行など、名だたる企業のトップがエンパワーメントの取り組みを紹介し、読者に新たな視点を提供している。
特別企画と注目のインタビュー
特別企画として、戦略人事のアップデートを特集。役職者や経営者が従業員体験をどう改善し、組織の強化につなげるのかを解説。また、人材育成に関する企業の成功事例やHRオピニオンリーダーとのインタビューを通し、業界の様々な情報が網羅されている。
まとめ
今回の『日本の人事部 LEADERS』vol.13は、エンパワーメントを通じて企業がどのように発展できるのかを深く探求した内容となっている。HRに関する重要なテーマを扱うことで、組織マネジメントを行う方々にとって非常に有益な情報源となることを期待している。これをきっかけに、HR領域での新たな視点や知識を得てほしい。発行日は2025年4月1日で、価格は2,200円(税込)。詳細は公式サイトをご覧ください。どの企業も持続的な成長を遂げるために、今後の取り組みを見直し、社会の変化に応じた人材戦略を模索して臨んでほしい。これが、未来への第一歩となるのである。