輪島高校生と共に未来を考える「ジャパン未来リーダーズサミット2024」開催
公益財団法人教育支援グローバル基金が主催する「ジャパン未来リーダーズサミット2024」が、2024年10月12日から14日までの3日間にわたり、BofA証券株式会社のセミナールームにて開催されます。このプログラムは、全国の高校生や大学生が集まり、自然災害や家庭環境の逆境を乗り越える力を育むことを目的としています。特に、今回は能登半島の地震復興をテーマに掲げ、全国から選出された55名の若者たちが集結します。
自然災害と復興について
サミットでは、能登半島地震で大きな影響を受けた石川県立輪島高校の生徒も参加し、参加生徒たちが直面している「社会的孤立」をテーマに意見を交わします。輪島高校の生徒たち9名もプログラムに参加し、彼らの日常や地域の復興活動を発信していきます。特別セッションでは、「街プロジェクト」の成果を元に、地元の復興に向けた創造的なアイデアが共有される予定です。
「街プロジェクト」への参加
輪島高校が価値ある取り組みの一つとして行っている「街プロジェクト」は、地域を元気づけるイベントの企画や居場所づくり、スポーツ活動の充実を目指しています。特に、彼らは自然災害の影響の中でも夢を持って地域に貢献したいと考えています。このプロジェクトは生徒自身が地域をどう元気づけるかを考え、提案していく機会を提供しています。
参加者同士の交流
サミットの最終日には、提言発表会が行われる予定です。この会には政治や経済、メディア各界のリーダーも参加し、若者たちの提案を受け入れる場が設けられています。どのように社会的孤立の根本問題に取り組むかを、参加者たちは真剣に議論し、未来に向けたビジョンを描いていきます。
若者たちの未来に向けた提言
「ジャパン未来リーダーズサミット」は、参加者が困難な状況を経験する中でいかにして地域や社会とつながり、共に未来を築くかを探求します。一人一人の声が、今後の社会作りに影響を与える可能性を秘めています。このプロジェクトは、彼らが自身の成長だけでなく、地域の未来に対する責任を考える機会となるでしょう。
教育支援グローバル基金について
教育支援グローバル基金は、次世代のリーダー育成や奨学金支給など、幅広い活動を行っています。「逆境は優れたリーダーを創る」という理念のもと、困難を抱える若者に対し、より多様な視点から社会を見つめられる力を育むプログラムを提供しています。
最後に
このサミットを通じて、参加者たちは被災地の現実に向き合い、新たな視座を得ることが期待されています。今後の災害時、社会参加の形や個人としての行動にどうつなげていくのか、若者の未来を築く重要な機会となることが目的です。様々な交流や討論の中から、生まれる新しいアイデアに目が離せません。