食文化研究の拠点
2023-02-24 11:00:09

東京・京橋に食の新しい文化を発信する拠点「リベラルイーツラボ」オープン

「リベラルイーツラボ」グランドオープン



食をテーマにした多様な研究と発信を目指す拠点「Liberal Eats Lab|リベラルイーツラボ」が東京に新しくオープンしました。この施設は、東京建物株式会社が所有する「SUIBA」の中に位置し、主に食に関するイノベーションを創出するための場として機能します。

ラボの1階部分は一般社団法人Tokyo Food Instituteと共用され、セミナーやイベントが開催されるスペースとして活用されています。2階は、食と芸術に関連する貴重な資料や実験機器、教育プログラムを提供する環境として設計されています。

食のリベラルアーツとは


「リベラルイーツ」という概念は、食に対する自由かつ本質的なアプローチを象徴しています。一般社団法人ジャパンガストロノミー研究所が掲げるリベラルアーツの視点から、食の重要性を多角的に理解しようとする取り組みです。産業界、学者、一般市民が連携して、より良い社会の実現へ向けた資料を充実させていく計画です。

京橋・八重洲・日本橋エリア


この新しい拠点がある京橋·八重洲・日本橋エリアは、江戸時代から続く食文化の交差点です。この地域には多くの食品関連企業が本社を置き、名店が立ち並んでいます。最近は東京駅周辺の再開発が進み、エリア全体がさらに注目を集めている場所となっています。特に、リベラルイーツラボは東京駅からも近く、交通の便も抜群です。

プログラムディレクターの木村元紀氏


木村元紀氏は、「リベラルイーツラボ」のプログラムディレクターとして、食とアートの融合をテーマにさまざまなプログラムを企画しています。彼はまた、2021年7月から京都の都市ブランディングアドバイザーに就任しており、東京と京都食文化の調和を図る役割も担っています。

開催予定イベント


「リベラルイーツラボ」では、以下のイベントが企画されています。
1. 3月2日(木): 「Liberal Eats Talk 」 - 世界のガストロノミー新潮流についての勉強会
2. 3月10日(金): 大阪・関西ガストロノミーの新たな展望についてのセッション
3. 3月13日(月): 東京代官山ロータリークラブとの共催による「ガストロノミーの現代史」についてのディスカッション

これらのイベントは、食に関心のある方々にとって貴重な学びの場となるでしょう。興味がある方はぜひ参加してみてください。

今後の展望


「リベラルイーツラボ」では、今後も多様なプログラムが展開される予定です。特に、4月には深い内容の教育プログラム「Liberal Eats Academy」も開講予定となっており、皆さんの参加を期待しています。新しい食文化を共に探求し、その可能性を広げていく場として、リベラルイーツラボは今後ますます注目されることでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人ジャパンガストロノミー研究所
住所
東京都中央区京橋一丁目12番7号
電話番号
03-6438-9997

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