パンダファミリーの旅立ちを記録する特別号制作プロジェクト始動
2025年6月17日、優れたエンターテインメント雑誌『FRaU』の特別号が新たに始動する。この特別号は、アドベンチャーワールドの愛されるパンダファミリー、良浜(らうひん)、結浜(ゆいひん)、彩浜(さいひん)、楓浜(ふうひん)の旅立ちを記録することを目的としている。アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、特別号の制作に向けたクラウドファンディング企画に協力することを発表した。
このプロジェクトは、パンダファミリーが2025年6月28日に中国へ帰国するにあたり、彼らの成長と共に歩んできた日々を振り返り、そのエピソードや美しい写真を通じて、親子の絆やいのちの物語を伝えるものだ。『FRaU』編集部が主催するこの特別号は、単なる記録ではなく、パンダと飼育スタッフの絆、そして未来への希望を伝える一冊とし、多くの支持を集めることを目指している。
プロジェクトの概要
この特別号では、アドベンチャーワールドで育てられた4頭のパンダの誕生から帰国までの感動的な物語が綴られる。プロジェクトは、2025年6月17日から2025年7月31日までの募集期間で、目標金額は1,000万円。All-or-Nothing方式を採用しており、目標金額が達成された場合のみ集まった金額がファンディングされる。
支援する人々へのリターンも多彩だ。2,000円の支援に対してはお礼メールが送られ、3,000円の支援者には特別号が送付される。また、50,000円の支援でパンダのベストショットと共に支援者の名前やコメントが掲載された特別号が送られる特典もある。更に、300,000円以上の支援者には取材を行い、その内容が特別号に掲載されるという魅力的なリターンも用意されている。
制作の背景
このプロジェクトを提案した『FRaU S-TRIP和歌山』プロジェクトチームは、2024年に和歌山を舞台にした自然や文化との共生をテーマにした雑誌を発刊。それを受けて、パンダたちの帰国に際しての貴重な記録を未来に残したいとの願いで今回のプロジェクトが動き出した。『FRaU』はサステナブルな視点を持つ雑誌制作を行っており、読者の期待に応える質の高い書籍作りを目指している。
SDGsとアドベンチャーワールドの目指す未来
また、アドベンチャーワールドは「いのちを見つめ、問い続ける。いのちの美しさに気づく場所。」をテーマにしており、すべての生命に幸せがあふれる未来を創造するための取り組みを続けている。このパークが持つ小さな地球を通じて、関わる人々の人生が豊かになることを願い、自然や資源の循環を大切にしながら未来へとつながる生きた記録を提供する。
おわりに
パンダファミリーの旅立ちを記録する特別号制作プロジェクトは、多くの人々にとってかけがえのない記録となるだろう。彼らのいのちの物語を共有し、未来への希望を形にする機会にぜひ参加してみてはいかがだろうか。クラウドファンディングの一環として、みんなが共に作り上げるこの特別な一冊を手に入れるチャンスを逃さないでほしい。
このプロジェクトが成功しますように。