散骨のメリット
2020-10-01 11:00:07
散骨を選ぶ理由とそのメリットを探る調査結果
散骨を選ぶ理由とそのメリットを探る調査結果
近年、人生の終わりに向けた活動、いわゆる“終活”を行う人が増えてきました。生前整理や財産の整理、葬儀の準備、お墓の管理を行う中で、遺骨を海や山に散骨したいと考える方も増えているようです。特に世代を問わず、ペットの散骨を選ぶ飼い主も目立ちます。
本稿では、海洋散骨・粉骨代行サービス「おもいやり散骨」を運営するおもいやり供養が実施した調査をもとに、散骨に対する世間のイメージや実際の選択理由について詳しく見ていきます。
散骨に対するイメージ
調査の結果、散骨に対しての印象として最も多かったのは『これからの時代に合っている』というもので、その割合は41.8%に達しました。また、散骨が遺族の負担を軽減するという意見も多く寄せられ、故人やペットが安らかに過ごせるという観点でも注目されています。
散骨の検討状況
調査によると、7割を超える人々が何らかの形で散骨を考えたことがあると回答しました。具体的には、ペットや自分自身、または親の遺骨の散骨を検討したことのある方が多く存在しました。これからますます、散骨を選択する人が増える傾向にあります。
散骨を選んだ理由
散骨を実際に行った方に対し、選んだ理由を尋ねたところ、最も多かったのは『ペットの供養がしたかったから』というもので、48.8%がこの理由を挙げました。他にも、故人の希望を叶えるためや、お墓を持たない選択肢としての散骨が選ばれていることがわかりました。
散骨の良さ
散骨後の感想を聞くと、多くの方が『気持ちが晴れた』と感じており、故人やペットを自然に返すことで心の整理がつくようです。また、お墓を維持管理する必要がなくなる点も、金銭的な負担を軽減させる要因の一つとされています。
海洋散骨と山林散骨の比較
調査では、海洋散骨が64.2%の支持を得ており、多くの回答者がその理由として、広い海が持つ安らぎや、故人をいつでも思いだせる存在感を挙げています。一方で、山林散骨を選ぶ理由としては、故人に会いたいときにそこで感じやすいとの意見がありました。彼らは自然に還る感覚をより良く感じ取れるようです。
まとめ
調査を通して見えてきた散骨に対するニーズは、少子高齢化や伝統的な墓の管理の困難さから来ていることも示唆されます。散骨のニーズが今後ますます増えていくのは間違いなく、より多くの人に認識されていくことでしょう。“散骨”という選択肢は、遺族の負担を軽減するだけでなく、故人を自然に還す心の寄り添い方とも言えます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社クレディア
- 住所
- 神奈川県横須賀市長沢1-54-1久里浜霊園内 おもいやり供養
- 電話番号
-
046-849-3889