メタバースで学ぶ法律
2025-10-10 17:50:32

早稲田大学法学部の新たな教育形態「メタバースと法」の取り組み

早稲田大学法学部の新たな教育形態「メタバースと法」の取り組み



早稲田大学法学部では、「メタバースと法」と題した寄附講座が開講され、VR技術を活用した新しい形の授業が展開されています。JR身方、これまでの法律教育とは異なり、受講生はVRHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)を装着し、メタバース空間で法を学ぶという試みです。この授業の目的は、メタバース上でのルール形成を体験的に学び、法的な課題を探求することにあります。

背景と課題


この寄附講座は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社との連携により、3年目の展開を迎えました。講義は、理論と実務の架け橋を目指し、文理融合教育を意識して実施されています。教授である肥塚肇雄氏は、受講生にメタバース空間でのルール形成の重要性を理解してもらうために、本授業を企画しました。

初年度は他のメタバース空間で授業が行われましたが、VRHMDの使用が制限されるなど、満足のいく形にはならなかったことから、今回VLEAPのシステムを選択しました。肥塚教授は、メタバースにおける新しい法のあり方や、実践的な体験が得られることに魅力を感じたと語ります。

メタバース空間の授業内容


この新しいメタバースシステムを通じて実現された授業では、受講生がアバターを通じて体験することができ、特にハラスメント問題が重要なテーマとして浮かび上がってきました。例えば、女性のアバターになったり、嫌悪感を与えるアバターを用いることで、メタバース特有の法的課題について受講生同士が議論を交わす場が設けられました。このような体験を通じて、受講生は現実空間では得られない新たな視点を持つようになったといいます。

実際の授業では、メタバースの楽しさや便利さとは裏腹に、課題も多くあります。両者のコミュニケーションの違いや、VR環境での体験を通じて、受講生はメタバースで生まれる新たな法的問題への理解を深めています。

VLEAPのサポート体制


VLEAPはシステムの導入だけでなく、その後のサポートについても高い評価を得ています。教授は、全ての準備や運用にわたる徹底したサポートに感謝の意を表し、特に授業中の技術的なトラブルが解消されたことが大きかったと語ります。受講生全員が初めてVRHMDを触れる状況でありながら、円滑な授業運営が実現できたのは、VLEAPのサポートがあったからこそです。

今後の展望


今後の方向性について、肥塚教授は、さらなる挑戦を続け、新しい内容を取り入れていきたいという意向を示しています。メタバースの進化に合わせて、教育内容も革新していくことで、受講生にとって学びの場としたいと考えています。

このように早稲田大学法学部の「メタバースと法」講座は、従来の教育とは異なる新しいアプローチで、メタバースの法的課題を考察し続けています。受講生にとって、これまでに経験したことのない学びの場が提供されているのです。


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会社情報

会社名
株式会社VLEAP
住所
東京都墨田区江東橋4丁目22-5シャトレ秀光202号室
電話番号
03-6824-0405

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