農業と製菓が融合!バウムクーヘンの魅力に迫る
地域資源の活用と新たなビジネスの創出を目指す取り組みが進んでいます。特に、バウムクーヘンはその特性から6次産業化にぴったりのスイーツとして期待されています。これを受けて、株式会社不二商会が、10月に開催される「農業WEEK」において、古くから米粉製粉機を手掛ける西村機械製作所と共同出展します。
6次産業化とは?
6次産業化とは、一次産業(農業)で生産されたものを加工し(第二次産業)、さらに販売やサービスを行う(第三次産業)ことを指します。つまり、農家さんが自分たちの農産物を使ってスイーツを製造し、販売することで、地域循環型のビジネスを展開できるのです。このアイデアに基づいたバウムクーヘンの製造が注目されています。
業界未経験でも安心!
不二商会が提案するのは、自宅や地域の米を用いて製造する生米粉バウムクーヘン。製菓未経験者も使える最新のオーブン「ベストフレイヤ」を使った無人焼成実演が行われる予定です。このオーブンは従来の機器に比べ、約2倍のスピードで焼き上げることができ、地域の特産物を活用した新たなスイーツ文化を創出します。
実演を担当するのは、入社3年目の女性スタッフ。彼女の実体験を交えたプレゼンテーションは、参加者にとって貴重な情報源となるでしょう。さらには、特産のさつまいもを使用したソフトバウムクーヘンの試食も提供されるので、当日はぜひ足を運んでみてください。
バウムクーヘンの魅力
バウムクーヘンは、卵やバター、砂糖、生クリームといったシンプルな素材で作られますが、その生地に地域の農作物のピューレや粉末を加えることで、独自の地元風味を引き出すことができます。この点が、地域資源をうまく活用したスイーツとして非常に魅力的なのです。
また、バウムクーヘンを製造することで、農産物の付加価値が上がり、地域経済にもプラスの影響をもたらします。不二商会は、単にオーブンを提供するだけでなく、地域の農産物を活かしたレシピ開発や、ベストフレイヤの使用方法に関するサポートも行っています。
バウムクーヘンビジネスガイダンス
会場では、これまでに確立された様々な店舗の事例も紹介されます。農家や道の駅、異業種からの参入事例が並び、バウムクーヘンを通じた新しいビジネスモデルを目指す方には特に見逃せない内容です。事前予約制で行われる「バウムクーヘンビジネスガイダンス」では、開業したオーナーの思いや、なぜバウムクーヘンビジネスを選んだのかといったストーリーも語られます。
バウムクーヘンを事業化することで「地域おこし」と「スイーツビジネス」を両立させたい方は、ぜひこの機会に相談してみてはいかがでしょうか。
不二商会の信念
1966年に創業した不二商会は、京阪神エリアの製菓業界で確固たる基盤を築いてきました。ブランドや商品の成功をサポートすべく、バウムクーヘンのオリジナルレシピの開発、焼成技術の研修、さらにはデザインやブランディング、店舗設計など、トータルなサポートをしています。これからスイーツビジネスを始めたい方に向けて、具体的なビジョンを聴かせてほしいと呼びかけています。
この機会に、地域の特産物を活用した新たなビジネスモデルの構築に挑戦してみてはいかがでしょうか。皆様のご来場を楽しみにしています。