UM EDIのデジタル化
2025-07-08 09:47:53

株式会社シナプスイノベーション、UM EDIがPeppol形式に対応しデジタル化推進

株式会社シナプスイノベーションの新たな一歩



株式会社シナプスイノベーションが企業間取引プラットフォーム「UM EDI」をPeppol形式に対応させ、デジタルインボイスの送受信を一層便利にしました。この新機能により、ユーザー企業はワンクリックでのデジタルインボイス送受信が可能になり、既存の基幹システムともスムーズに連携できるようになります。

デジタル化の背景と重要性



今日、多くの企業がデジタル化に取り組んでいますが、真の意味でデジタル化に到達している企業はまだ少ないのが現状です。多くの企業が行っているのは、紙の帳票をメールで送信するなどの「電子化」に留まっています。しかし、これではデジタル化の利点が十分に活かされていないと言えます。そこで、Peppol形式の普及が期待されています。

Peppolは国際的に認められたデジタルインボイスの標準規格であり、日本のデジタル庁や国税庁がその普及を推進しています。この形式を用いることで、業務効率の向上と取引のスピードアップを図れるようになります。

UM EDIの機能概要



UM EDIは、従来の紙やPDF以外にも、Peppol形式での取引に対応することで、企業間のさまざまな取引形式を効率的に処理できるようになりました。具体的には、以下の機能が搭載されています:

1. デジタルインボイスの配信
Peppolに準拠したデジタルインボイスを簡単に配信でき、他のシステムとも電子データでのやり取りが可能です。

2. デジタルインボイスの受信
従来の紙やPDFに加え、Peppolに準拠したデジタルインボイスも受信できるため、取引情報を一元管理し、基幹システムへと連携できます。

この新機能により、取引のデジタル化が加速され、目視や手入力を必要としない効果的な業務プロセスが実現されます。また、安全な取引データのやり取りが可能で、認証を受けたプロバイダーを介して、安心な環境での取引が保証されています。

戦略パートナーの声



株式会社TKCのペポルアクセスポイントAPIサービス推進担当者である伊藤 様は、「UM EDIがPeppol形式に対応することで、区間を超えたデジタル化の機会が増え、日本社会の管理業務の生産性向上に寄与するだろう」と期待を寄せています。

また、TOPPANエッジ株式会社の本部長である野口様も「この新機能が業務効率化だけでなく、企業間の連携強化にも繋がる」と述べています。このように、多くの専門家がUM EDIの新しい機能に注目していることがわかります。

今後の展望とイベント告知



UM EDIは今後も、Peppolの国内普及を支援するために各種機能追加とシステム連携を進めていく予定です。その一環として、Peppol形式のデモンストレーションイベントも計画されています。
  • - ものづくりワールド[東京] 2025
- 日時:2025年7月9日(水)~11日(金)
- 会場:幕張メッセ
- 入場料:無料(事前申込必要)

  • - DX総合EXPO[夏]/ビジネスイノベーションJapan
- 日時:2025年7月23日(水)~25日(金)
- 会場:幕張メッセ
- 入場料:無料(事前申込必要)

デジタル取引の未来をぜひ会場で体感してください。UM EDIの導入により、企業間取引のデジタル化が一層促進され、業務の効率化が期待されます。シナプスイノベーションは、これからもこの流れに貢献していくことでしょう。

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シナプスイノベーションの概要



シナプスイノベーションは、製造業に特化したソリューションを提供するクラウドベースのERPシステム業者です。1984年の設立以来、革新技術と豊富な業界知識を融合させてきました。同社の「UM SaaS Cloud」は、200社以上に導入実績があり、70社を超えるパートナー企業との協業を通じてさらなるサービス向上を図っています。そのビジョンは、「つなぐ、革新する、広げる」と定め、ITを駆使してビジネスの革新を推進しています。


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会社情報

会社名
株式会社シナプスイノベーション
住所
大阪府大阪市北区堂島2-2-2近鉄堂島ビル20F
電話番号
06-6343-5055

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