デジタル認証アプリ「PocketSign Verify」に関して
ポケットサイン株式会社は、2023年3月にデジタル庁が開発したデジタル認証アプリの署名API「PocketSign Verify」を民間向けに提供することを発表しました。このサービスの導入により、マイナンバーカードを利用した安全かつ確実な本人確認が、様々な業種で実現可能となります。
デジタル認証アプリの概要
デジタル認証アプリは、2024年6月24日にリリースされたスマートフォン用のアプリで、マイナンバーカードを使用して本人確認を簡単に行えることが特徴です。このアプリは、外部向けに認証APIおよび署名APIの2種類を提供し、民間サービスのログインや登録時に活用されます。
「PocketSign Verify」の特徴
「PocketSign Verify」では、公的個人認証サービスを活用して、マイナンバーカードに搭載された電子証明書を利用し、オンラインでの本人確認や文書の改ざん防止などを行います。これにより、事業者は特定の法令入手に基づいた本人確認を、より手軽に、かつ低コストで実施することができるのです。具体的には、金融機関での口座開設や不動産売買、ECサイトの会員登録など、幅広い場面でその有用性が期待されています。
法令準拠の安心感
「PocketSign Verify」は、犯罪収益移転防止法や携帯電話不正利用防止法などの法律を遵守しているため、法令に基づいた安心な本人確認ができます。この署名APIは、様々な事業者が顧客との取引を迅速かつ安全に行うために極めて重要です。
事業者との連携が鍵
しかし、デジタル認証アプリの署名APIを利用するには、プラットフォーム事業者との連携が必要です。ポケットサイン社は、公的個人認証サービスのプラットフォーム事業者として認定を受け、必要な電子証明書の検証を行っています。これにより、サービス事業者はデジタルアプリの署名APIを利用しやすくなります。
事業者向けへの拡大
民間向けAPIサービス「PocketSign Verify」は、ユーザー体験の向上や離脱率の低下にも寄与します。新たな本人確認技術を用いたこのサービスは、ユーザーにとっても利便性をもたらし、同時に企業にとってもコスト削減が期待できるのです。
お問い合わせ
この新たなサービスに関心を持たれた事業者は、ぜひポケットサイン社に問い合わせをしてみてください。マイナンバーカードの普及促進と活用を目指すポケットサイン社は、自治体や企業との協業を積極的に進めています。
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