600年以上の歴史を持つイタリア名門ワイナリー『マッツェイ』社のワインが日本上陸!
パシフィック洋行株式会社は、2023年11月13日より、イタリアの名門ワイナリー『マッツェイ』社のワインの正規輸入代理店となり、同社の高品質なワインの販売を開始しました。
『マッツェイ』社は、トスカーナ地方を代表する歴史あるワイナリーとして、長い年月をかけて「フォンテルートリ」「ジゾラ」「ベルグアルド」「ヴィッラ マルチェッロ」といった、数々の素晴らしいワインを生み出してきました。伝統を守りながらも常に革新を続けるその姿勢は、世界中のワイン愛好家や専門家から高く評価されています。
『マッツェイ』社のこだわり
『マッツェイ』家は、600年以上もの間、先祖代々受け継がれる精神と情熱をもって、その土地のテロワールを表現したユニークなワインを生産してきました。所有するすべてのワイナリーにおいて、多様性と自然を尊重したサステイナブルなぶどう栽培を実践。除草剤や化学肥料の使用を避け、オリーブ果肉やぶどうなどの有機肥料のみを使用するなど、環境への配慮も徹底しています。
その結果、『マッツェイ』社のワインは、世界的に権威のあるワインガイド『ガンベロロッソ誌』で合計36回の「トレビッキエーリ」を獲得し、『ジェームス・サックリング』からも90点以上を198回獲得するなど、世界中のワイン愛好家から愛され続けています。
『マッツェイ』社の4つのワイナリー
1. カステッロ・ディ・フォンテルートリ
トスカーナ州カステッリーナ・イン・キャンティにある「フォンテルートリ」は、1435年から『マッツェイ』家が所有しており、キャンティ・クラシコにおいて600年の歴史を誇っています。
総面積650ヘクタールのうち、ぶどう畑は110ヘクタールのみで、海抜220~570メートルに位置する7つのエリア、114の区画に分けられています。
栽培している品種はサンジョヴェーゼを中心に、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、マルヴァジア、コロリーノなど。特にサンジョヴェーゼは、長年にわたりマサルセレクションとクローンセレクションの研究を重ねており、現在では36種類のバイオタイプを栽培しています。
それぞれの畑が異なるミクロクリマを持ち、その特徴を生かしたぶどう栽培とワイン醸造を行うことで、多様性と複雑性を特徴とするユニークなワインを生み出しています。
2. ベルグアルド
1990年代半ばに、マレンマの中心であるグロッセートとモンティアーノの間、ティレニア海に近い丘陵地帯に設立されたワイナリーです。
ワイナリーのロゴは、トスカーナが生んだ天才レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた多面体をモチーフにしており、土地の形とワイナリーの将来的な展望を象徴化しています。
総面積80ヘクタールのうち、34ヘクタールでぶどうを栽培しています。海岸に近く、海の恩恵を受ける海洋性気候、石灰岩、砂岩を多く含んだ土壌を活かし、カベルネ・ソーヴィニョン、シラーなどの国際品種や、サンジョヴェーゼ、ヴェルメンティーノなどのトスカーナ品種を栽培しています。
3. ジゾラ
2003年に、シチリア南東部、ネロ・ダーヴォラの原産地と言われる土地に設立されたワイナリーです。
50ヘクタールの土地を所有し、24ヘクタールでネロ・ダーヴォラ、グリッロ、カタラットなどのシチリア原産のぶどうを栽培しています。
畑は海抜90~130メートルにあり、周りをオリーブやアーモンド、果物の木々で飾られた壮大な自然に囲まれた完璧な場所にあります。
4. ヴィッラ マルチェッロ
17世紀末に、ティエーポロ家によってトレヴィーゾ県フォンタネッレに狩猟用のロッジとして建設されました。
現オーナーの祖先であるエリザベッタ・ガルヴァーニ・オニゴは、19世紀初頭にすでに始まっていたぶどう栽培を強化しました。
現在はトレヴィーゾ県に、プロセッコ生産に欠かすことの出来ないグレラ、ピノ・ビアンコを中心に約60ヘクタールのぶどう畑を所有しています。
『マッツェイ』社のワインを日本で
『マッツェイ』社のワインは、パシフィック洋行株式会社を通じて、日本全国の飲食店やワインショップなどで販売されます。
ぜひ、この機会に、600年以上の歴史と革新が融合した『マッツェイ』社のワインをお楽しみください。