阪急阪神ホールディングス、ESG評価で5年連続の最高評価「AAA」を取得
阪急阪神ホールディングスが、世界的に認知されたESG投資指標である「MSCI ESGレーティング」において、最上位ランク「AAA」を2021年から5年連続で獲得したことが発表されました。この評価は、同社の持続可能な取り組みや社会的責任への配慮を顕著に示しています。
サステナビリティの推進
当グループは、「環境保全の推進」や「一人ひとりの活躍」をサステナビリティ宣言の重要テーマとして掲げています。具体的には、阪急・阪神の鉄道全線でのカーボンニュートラル運行の実施や、グループの施設における太陽光発電設備の設置、従業員の満足度向上、ダイバーシティ&インクルージョンの推進など多岐にわたる取り組みを進めています。
特に、今回の評価においてはCO2排出量の削減に対する取り組みや、労働環境の整備に関する実績が高く評価されました。これにより、企業としての社会的責任を果たす姿勢が示され、さらなる信頼を得ることになりました。
長期経営構想の発表
今年の3月には、持続可能な成長を目指す長期経営構想が発表され、脱炭素に加えて生物多様性や資源循環に関する教育も強化することが明示されました。この構想ではKPI(重要業績評価指標)を新たに設定し、環境面での取り組みをさらに充実させる計画です。
今後も阪急阪神ホールディングスは、社会課題の解決に貢献し、企業価値の向上を図りながら持続可能な社会実現を目指します。
MSCI ESGレーティングとは?
このESGレーティングは、米国の金融サービス企業であるMSCI社が行う企業のESGに関する取り組みを7段階で評価するもので、最上位の「AAA」から最下位の「CCC」までの評価があります。阪急阪神ホールディングスは、この評価を通じて、企業の持続可能な成長を実現するための道筋を示しています。
GPIFの採用するESG投資指数に選定
さらに、阪急阪神ホールディングスは年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用している国内株のESG投資指数において、その全てに選定されています。これにより、投資家からの信頼も高まりつつあります。
まとめ
阪急阪神ホールディングスは、ESGにおける評価を高めることで、今後もより持続可能な社会に向けた取り組みを強化していきます。各取り組みの詳細については、公式サイトにて公開されています。この機会に、同社のサステナビリティに対する姿勢を確認してみてはいかがでしょうか。
阪急阪神ホールディングス サステナビリティ宣言
詳細な長期経営構想
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