アッペン、AI・人工知能EXPO【春】に出展
アッペンとその日本法人アッペンジャパンは、2022年5月11日から13日に東京ビッグサイトで開催される「第6回 AI・人工知能EXPO【春】」に出展します。本展示会では、企業の事業概要や自動運転技術に対するAI開発のサポート内容を披露するほか、日本市場向けに新たに導入されるエンタープライズ企業向けの最先端データアノテーション・プラットフォームが発表されます。
大手調査会社Astute Analyticaによると、日本におけるAIデータアノテーションツールの市場は、2030年までに2021年の約19倍に成長する見込みです。このような成長は、メタバースなど新たなデジタル環境の普及や、Society 5.0の進展に起因しています。アッペンのRoc Tian専務取締役は、「日本のAIデータアノテーション市場の急成長は、メタバースと連動したAIの導入革命を反映したものです」とコメントしています。
ポスト・パンデミック時代におけるデジタルトランスフォーメーション
最近の調査によると、日本企業はCOVID-19の影響でデジタルトランスフォーメーション(DX)への投資を加速させています。IDCの報告では、2021年から2022年にかけて、企業のDXへの支出が約24.6%増加したとされています。これにより、AIシステムの利用率も前年比で17.5%増加し、53.1%の企業が何らかの形でAI技術を導入していることが明らかになっています。
このような状況下で、アッペンジャパンの吉崎哲郎代表は、データアノテーションが高品質な学習データセットを生成するキーであると語り、今後のAIモデルの進化に向けた期待を寄せています。アッペンは、業界最高水準のデータアノテーション・プラットフォームを通じて、AIデータライフサイクルの効率化を追求し続けます。
AIデータアノテーションの重要性
アッペンのデータアノテーション・プラットフォームは、画像、テキスト、音声、ビデオ等、様々なデータを対象にしたサービスを提供しています。このプラットフォームにより、企業は高品質なトレーニングデータを迅速に作成でき、AIシステムのパフォーマンスを劇的に向上させることが可能になります。また、アッペンのクラウドワーカーの協力によって、データの質とセキュリティも確保されています。
さらに、AIやメタバース技術が進化する背景の中、スマートカーをはじめとする主要産業においてもデータアノテーションの重要性が増しています。例えば、ある大手カーエレクトロニクス企業は、アッペンとの協業を通じて自動音声認識システムを開発。多言語対応の自然なカーナビゲーションを実現しました。
自動運転とAI導入
日本政府の「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発プロジェクト」も、Society 5.0の実現に向けて進められています。この取り組みは、AIやIoTを駆使した新しいモビリティサービスの社会実装を目指しており、その背景には大規模なデータアナリティクスが必要です。
具体的な例として、自動運転技術の開発には高品質なトレーニングデータが不可欠であり、その需要は日増しに高まっています。自動車業界では、従来の2D画像から3D LiDARデータを利用した高精度なデータ管理へと移行しています。
まとめと出展情報
アッペンは、AIデータアノテーションの最前線で企業や政府のニーズに応え、Society 5.0の実現に貢献しています。「第6回 AI・人工知能EXPO【春】」では、業界最先端のデータアノテーション・プラットフォームや最新の成果を展示し、多くの企業のAI活用の促進を目指します。
イベントの詳細は以下の通りです。入場には招待券が必要ですので、興味がある方は事前にお申し込みください。
- - 会期: 2022年5月11日(水)~13日(金)
- - 会場: 東京ビッグサイト(南展示棠)
- - 小間番号: 12-35
- - 主催: RX Japan株式会社
詳しい情報は、
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