ERPCがHTTPS対応を追加!選べるエンドポイントの新時代
最近、ERPCがSolanaの共有エンドポイントに新しい機能としてHTTPSを追加しました。これにより、ユーザーは従来のHTTPエンドポイントとHTTPSの両方からお好きな方を選択できるようになります。この変更は、特にデータの秘匿性やレイテンシに敏感なプロジェクトにとって、大変大きな意味を持つものとなるでしょう。
1. HTTPとHTTPSの選択肢
新たに追加されたHTTPSエンドポイントは、Shreds gRPCの「Direct Shreds Connect」「Direct Shreds Turbo」、さらに共有Geyser gRPCストリームの「スタンダード」「プレミアム」「Burst」のすべてに対応しています。これにより、プロジェクトのニーズに応じて、セキュアなHTTPS通信と低遅延のHTTP通信を選ぶことが可能です。
a. HTTPSエンドポイントの利点
HTTPSエンドポイントは、クライアントとERPC間の通信をTLSで完全に暗号化します。これにより、購読リクエストの内容やストリームデータが第三者によって盗聴されるリスクが大幅に軽減されます。特に、プロジェクトが管理するアドレスの情報が、他者に知られることは避けたい場合に有効です。
b. HTTPエンドポイントの特徴
一方、HTTPエンドポイントはTLS処理を伴わないため、通信のレイテンシが最小限に抑えられます。Solanaといったブロックチェーン環境では、リアルタイムでのデータ処理が求められるため、低遅延が重要視されます。このため、HTTPはデータが発生してからアプリケーションに届くまでの速さが求められる場面で優位になります。
2. 自由な選択が可能に
ERPCでは、HTTPSとHTTPのどちらを選ぶかはプロジェクトごとの特性に依存しています。例えば、クライアントが自社の顧客ウォレットの取引を監視する際、そのアドレスリストは極めてセンシティブな情報です。この状況でHTTPを利用すると、その情報が経路上に露出してしまいます。
しかし、HTTPSを使用すれば、暗号化された通信により、そのような問題を解消できます。この柔軟性が、ERPCを利用する一つの大きな魅力と言えるでしょう。
3. ダッシュボードでのシンプルな切り替え
今回のHTTPS追加に伴い、接続方式の切り替えはERPC Webダッシュボードで非常に簡単に行えるようになっています。ダッシュボード上でエンドポイント表示を確認することで、利用するエンドポイントのスキーム(HTTPSまたはHTTP)を選択し、URLを設定するだけで利用開始できます。
また、既存のHTTPエンドポイントについては、特別な手続きや変更を行う必要はないため、既存のお客様も従来通りお使いいただけます。
4. 料金プランと利用試験
ERPCの共有エンドポイントは、1時間単位での課金が可能なため、特に短期的な利用プランを試すのに最適です。HTTPとHTTPSの両方を用いて、どちらが自社のニーズに合っているかを実際のワークロードで比較する良い機会となるでしょう。
これにより、レイテンシと秘匿性のどちらを重視するかを現実の運用環境に応じて判断できるようになります。
5. 今後の展望
今後ERPCではUDP Forwardingのリニューアルも控えており、ますます柔軟な配信方式を提供する予定です。このように、ERPCはSolanaインフラを可能な限り最適化し、多様なニーズに応えるインフラへと進化していきます。
ERPCでは、セキュリティやスピードに敏感なプロジェクトにとっての選択肢を増やし続けることを目指しています。ぜひ、この新しい選択肢を活用してみてください。