ネイチャーポジティブ新産業プログラム、8社の実証実験スタート!
2025年10月から始まった「Nature Governance Startup Program(NGSP)」がいよいよ大きな進展を迎えました。東京都のスタートアップ・エコシステム支援事業として、SUNDRED株式会社が推進するこのプログラムでは、ネイチャーポジティブ分野における新たな産業創出を目指す8社が平成2への進出を果たしました。これにより、より実現性の高いビジネスモデルの社会実装が進むことが期待されています。
プログラムの背景
SUNDRED株式会社の「新産業のエコシステムビルダー」は、100の新産業の共創を目指しており、その中心となるのがネイチャーポジティブの理念です。これは、生物多様性の損失を止めつつ、自然を回復させることで経済や社会を再設計する試み。ただ単に環境保護活動を行うのではなく、自然資本の回復を新しい経済的価値として捉えることに重きを置いています。
プログラムは、約5ヶ月間のPhase1でスタートアップとの密接なサポートを通して事業構想を練り、その後約半年間のPhase2では実証実験を通じて、実際の社会でその機能を動かしていきます。
Phase2進出スタートアップ8社の決定
今回、Phase2に選ばれたのは、総勢13社から選抜された8社です。これらのスタートアップはそれぞれが独自の方法で自然資源に取り組んでおり、具体的には薬草を用いた土壌再生、昆布を活用した海洋再生、そして流域のデータ可視化など、多岐にわたるアプローチで環境問題に立ち向かいます。これらの企業は、地域の独自性を考慮しつつ、実現可能性が高いビジネスプランを持っていることが選定の基準となります。
ネイチャーガバナンスの実践
本プログラムの大きな特徴は、地域が単なるデータ提供の源でなく、実際に課題を設定し、その解決策を共同で動かしていく「ネイチャーガバナンス」の実践です。この協力モデルを通して、地域の特性に即した生きた事業が創出されようとしています。すでに20以上の自治体や企業と連携し、新たな展開が期待されています。
今後の展望
今後のスケジュールには、5月にはスタートアップと支援チームのマッチング面談を実施し、6月末までにチーム編成を完了させる予定です。その後、全国各地で実証実験が行われ、11月以降には実証結果に基づいた事業化の加速も見込まれています。
SUNDRED株式会社はこのプログラムを通じて、生物多様性を守りながら新しい経済圏を構築することを目指しています。今後の「ネイチャーポジティブ発展社会」の実現に向けた新しいモデルがどのように社会に受け入れられていくのか、注目が集まっています。
会社情報
- - 企業名:SUNDRED株式会社
- - 設立:2017年3月
- - 代表者:留目 真伸
- - 本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
- - 事業内容:「新産業共創スタジオ」を運営し、新たなビジネスエコシステムのデザインを行う。
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