AFURIが新たに「HANZO 原価分析」を導入
神奈川県厚木市に本社を置くAFURI株式会社が、飲食店向けの業務効率化ソリューション「HANZO 原価分析」を導入しました。このサービスは株式会社Goalsが手がけており、AFURIが目指す業務の最適化に大きく寄与することが期待されています。
DX施策の一環としての導入
AFURIは、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として2023年より「HANZO 自動発注」を導入しました。このシステムは、AIを活用して食材の適正発注量を算出し、効率的なオペレーションを実現しています。今後これに加えて新たに「HANZO 原価分析」を導入することで、原価管理の精度をさらに向上させ、店舗の運営効率を高めることを目指しています。
原価差異の課題
飲食店業界では、メニューごとに食材の使用量に差異が生じることがあります。これには食材の変更や店舗のオペレーションによる影響があり、その差を把握することは容易ではありません。AFURIでは、原価差異が月平均4%程度発生していることを手作業で確認していましたが、この差異が具体的にどの食材に起因しているのかを特定するのは困難でした。
HANZO 原価分析のメリット
「HANZO 原価分析」は、各店舗の仕入れ状況や食材の使用量をデータ化し、実際の原価と理論原価の差を可視化する機能があります。これによって、手動での計算を減らし、迅速かつ正確に原価差異を分析することが可能になります。このサービスを利用することで、店舗は自らのオペレーションのどの部分に改善が必要かを明確にすることができるのです。
さらに、原価差異を素早く把握することで利益改善やポーション管理の精度が向上し、安定したサービス品質の維持にもつながります。
連携によるより高精度な発注
また、「HANZO 自動発注」と「HANZO 原価分析」を同時に利用することで、食材の発注量をより正確に調整でき、メニューごとに差分の少ない提供が可能になります。AFURIが目指すのは、お客様に喜んでもらえるサービスの提供であり、これらのシステムがその実現につながります。
さらなる展開
今後、Goalsは「HANZO」のさらなる機能強化を進めると共に、AFURIの店舗オペレーションの最適化を一層推し進めていく予定です。AFURIは顧客満足度を高めることを目指し、業務改善の道を探り続けています。
会社概要
AFURI株式会社は、1995年に設立され、らーめん店「AFURI」や「ZUND-BAR」などを運営しています。運営方針として、品質の高い食材を使用した料理の提供を担っています。また、株式会社Goalsは外食企業向けの業務支援クラウドサービスを提供しており、AFURIとの連携を通じて業界全体の効率化を図る取り組みを進めています。