学生の視点が光る!ザ・シネマメンバーズが映画学科と連携開始
洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」が運営する、ミニシアター系映画に特化した動画配信サービス「ザ・シネマメンバーズ」は、大学と連携し、映画について考えていく学生参加型プロジェクトを始動しました。
第一弾として、日本大学芸術学部映画学科とのコラボレーションが実現。映画学科の学生が、配信作品の中から「海辺のポーリーヌ」を批評。その中から、エコダ95さん(ペンネーム)の映画批評文「少女ポーリーヌによる、恋の自由研究」が選ばれ、ザ・シネマメンバーズのサイトに掲載されました。
学生の瑞々しい視点が詰まった映画批評
エコダ95さんの批評文は、映画のテーマである恋愛を、自由研究という切り口で分析。特に、劇中の男女4人による恋愛談義や、アンリがキャンディ売りのルイゼットを部屋に連れ込むシーンに焦点を当て、ロメール監督が巧みに仕掛けた偶然や、登場人物たちの視点を考察しています。
「青、白、赤の考察」や「唯一被写体へのズームが使われるシーン」など、学生ならではの新鮮な視点が光る批評文は、映画ファンならずとも必見です。
映画への理解を深める、学生参加型プロジェクト
ザ・シネマメンバーズでは、学生と連携することで、映画作品に対する理解を深め、新たな視点や発見を生み出すことを目指しています。過去の名作を、現代の視点で再解釈することで、映画をより深く楽しむことができるでしょう。
日本大学芸術学部映画学科との連携
日本大学芸術学部映画学科は、世界で最も歴史のある映画教育機関の一つ。映画学科の学生たちは、年間を通じて、ザ・シネマメンバーズの配信作品の中から4作品の映画批評を執筆し、優秀な作品はザ・シネマメンバーズのサイトに掲載されます。
このプロジェクトを通して、学生たちは映画批評のスキルを磨くとともに、自身の映画に対する理解を深めることができます。また、ザ・シネマメンバーズは、学生たちの才能を発掘し、映画業界を盛り上げていくことを目指しています。
学生と映画を繋ぐ、新たな試み
ザ・シネマメンバーズは、今後も学生との連携を強化し、様々なプロジェクトを通じて、映画の裾野を広げていく予定です。学生の視点を取り入れることで、映画はもっと楽しく、もっと深く理解できるものになるでしょう。