無印良品、持続可能な社会を目指す「ReMUJI WEEK」を開催
無印良品を展開する株式会社良品計画が、持続可能な社会の実現をテーマに「ReMUJI WEEK」を開催しています。これは、衣服リユース商品の販売開始10周年を記念した特別なイベントで、2023年9月26日から10月13日までの期間中に行われます。
良品計画は「資源循環型・自然共生型・持続可能な社会の実現」という目標のもと、使用済みの商品を資源として循環させる取り組みを進めてきました。2010年から始まった衣料品の回収は、参加者から高い評価を受けており、2015年からは回収した衣料品を藍色で染めた「染めなおした服」として販売を開始しました。その取り組みが評価され、今回の10年目の節目に新たなリリースを行う運びとなりました。
新商品のラインナップ
「ReMUJI WEEK」では、リユース商品の新たな色展開や商品が発表されます。特に注目されるのが、新色のグレーが加わった「染めなおした服」です。これにより、今までのネイビーや黒に加え、より多様なスタイルを楽しむことができます。
さらに、衣料品の端切れやリユースに向かない品を組み合わせることで新たに生まれ変わった「つながる服」も登場します。デニムパンツやカバーオール、さらには巾着など多様な商品が新たな形で提供され、リユースの価値を伝えています。
第二弾となる10月10日には、玉ねぎの皮を活用した染料で作られた「染めなおした服」(玉ねぎ)や、初めての「つながる服」シリーズのマフラーやセーターが発売予定です。これらのアイテムは、店舗で回収したセーターを活用し、リサイクルの観点からも非常に意味のある商品と言えます。
回収拡大で環境負荷を低減
加えて、独自の「体にフィットするソファ」の回収店舗数が拡大され、9月26日からは合計18店舗で受け付けることとなります。永年使用されたソファの処分方法に困っている声に応え、リユース・リサイクルの促進を図る狙いがあります。これにより、古くなった製品を新たなリソースとして循環させることが期待されます。
参加者特典の提供
「ReMUJI WEEK」の期間中、対象の無印良品商品を店舗に持参したお客様には、通常のポイント付与が3倍になるという特典も設けられています。この取り組みにより、より多くの人々が資源循環に参加できる体制を整えていると言えるでしょう。
未来へ向けて
無印良品は、全国的に利用可能な商品を提供し、環境への負担を減らすための様々な取り組みを今後も続けていく思想を持っています。 「ReMUJI WEEK」は、その一端を担う重要なイベントであり、持続可能な社会を実現するためのきっかけとなることでしょう。
詳細情報は、無印良品の公式サイトをご確認ください。