くら寿司とSDGsの授業
2025-10-31 10:44:47

子どもたちが学ぶ、くら寿司と海洋環境のつながり

くら寿司と海と日本プロジェクトの取り組み



2025年11月13日、島根県宍道小学校で「お寿司で学ぶSDGs」と題した出張授業が実施されます。この授業は、くら寿司株式会社と一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねの共同企画で、次世代を担う子どもたちに海洋環境や食品ロス、さらには低利用魚の活用について学ぶ機会を提供します。

授業の目的と背景



近年、私たちの身の回りでは漁業資源の減少や魚の偏在、さらには食品ロスという問題が深刻化しています。この授業は、そうした海に関連する課題を子どもたちが理解し、自分たちの未来と日常生活にどのように影響するのかを考える貴重な機会です。「海の恵み」を未来に繋げるための行動について、子どもたち自身の視点で思考を巡らせることが期待されています。

実際の授業内容は、海と日本プロジェクトinしまねが行った体験学習「隠岐めしと歴史探検隊」の動画上映から始まります。この体験学習では、隠岐諸島で20人の小学生が漁業の現状や地元の食文化を学び、郷土料理の調理にも挑戦しました。授業を通じて、子どもたちに近隣地域の海の保全や、海洋環境への影響について知識を深めてもらいます。

授業構成



授業は3つのセクションで構成されています。まず、子どもたちは「お寿司屋さん体験ゲーム」を通じて、来店客の注文に応じた寿司の提供を行います。これを通じて、過剰な提供や廃棄がどのように関連しているのかを体感することができ、食品ロスの重要性を学びます。

次に、映像や模型を用いて、海の資源や漁業が抱える現状についての理解を深めるセクションがあります。これにより、子どもたちは日本が直面している「資源の減少」や「担い手不足」、さらには「気候変動による魚種変化」などの問題を、自分たちの生活の中でどう受け止めていくかを考えさせます。

最後のセクションでは、グループで意見を発表し合う中で、「お寿司を未来でも食べ続けるためにはどうすべきか」というテーマに取り組みます。実際の課題解決の事例を基にして、持続可能な社会づくりに向けた提案を行うことができる、思考を広げる場となるでしょう。

結論



このプロジェクトは、教育と環境保全を融合させた素晴らしい試みです。今後、島根県内のほかの小学校でも、同様の出張授業が実施される予定です。これを通じて、多くの子どもたちが海の保全への意識を高め、未来の海洋環境を守っていく力を養うことが期待されています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
ソーシャルアクションネットワーク
住所
東京都港区赤坂
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 島根県 松江市 SDGs くら寿司 子供の教育

Wiki3: 島根県 松江市 SDGs くら寿司 子供の教育

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。