環境に配慮した新しい消火用添加剤「GreenWet」
日本ドライケミカルは、最新の消火技術を駆使して、環境に優しいふっ素フリーの消火用添加剤「GreenWet」を市場に投入しました。この新製品は、火災の発生を抑え、安全な消火活動を可能にするだけでなく、使用後の環境への影響を最小限に抑えることが特長です。
消火性能の向上
「GreenWet」の特徴は、その優れた消火性能にあります。特に、A火災(林野火災や建物火災)に対して、従来の水に比べて約4倍の消火効果を誇ります。これは、添加剤を水に混ぜることで、表面張力が低下し、樹木や木材に対する浸透性が向上するためです。これにより、より効果的な消火が可能になります。
環境への配慮
環境問題に敏感な現代、消火薬剤に対する要求も高まっています。「GreenWet」は水質汚濁防止法に適合し、環境に有害な有機ふっ素化合物を一切含まないことから、使用後の水溶液が河川や海に流出しても、生態系への悪影響を与える懸念がありません。水生生物への有害性も極めて低く、持続可能な製品として期待されています。
優れた希釈率
この新しい消火剤は、わずか0.5%という低濃度で非常に高い消火性能を発揮します。従来の消火薬剤の場合、濃度を1%にする必要があり、同じ量の水溶液を調製するためには2倍の量が必要です。これにより、経済的なメリットも秘めています。
日本消防検定協会の承認
「GreenWet」は、特定機器評価において日本消防検定協会の性能評価試験に合格し、特定初期拡大抑制機器としての型式を取得しています。これにより、技術的にも信頼性の高い消火用添加剤であることが証明されています。
今後の展望
日本ドライケミカルは、今後も消火用薬剤の研究開発を進め、環境に優しい製品を提供し続けることを誓っています。火災が起こる前に、そのリスクを減らす手段として「GreenWet」をぜひご検討ください。
製品に関する詳細情報については、
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