価格.com保険アワード2025年版が発表されました
カカクコム・インシュアランスが運営する総合保険比較サイト「価格.com保険」は、2024年に最も利用された保険商品を表彰する『価格.com保険アワード2025年版』を発表しました。このアワードは、ユーザーの契約数や申込数をもとに選ばれたもので、各部門のトップ3の商品が紹介されています。具体的には、全15部門から選ばれた商品が対象となり、受賞理由の解説や保険業界のトレンドについても、専門家の見解を特設ページで閲覧可能です。
選出された部門別受賞商品
以下は、各部門で選ばれた受賞商品です。
- - 定期保険: ライフネット生命「かぞくへの保険」
- - 終身保険: オリックス生命「終身保険RISE [ライズ]」
- - 収入保障保険: FWD生命「FWD収入保障」
- - 医療保険: チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」
- - 引受基準緩和型保険: チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ ワイド」
- - がん保険: ライフネット生命「がん保険 ダブルエール」
- - 学資保険: フコク生命「フコク生命の学資保険みらいのつばさ」
- - 就業不能保険: SBI生命「働く人のたより」
- - 火災保険: ソニー損保「ソニー損保の新ネット火災保険」
- - 家財保険: 日新火災「お部屋を借りるときの保険」
- - 海外旅行保険: エイチ・エス損保「たびとも」
- - バイク保険: チューリッヒ保険会社「スーパーバイク保険」
- - ペット保険: リトルファミリー少額短期保険「わんデイズ・にゃんデイズ」
- - ゴルフ保険: 楽天損保「ゴルフアシスト」
- - 自転車保険: 東京海上日動「eサイクル保険」
このように、多彩な保険種類からユーザーのニーズに応じた商品が選出されています。特に注目すべきは、医療やがん保険などの生命保険部門の動きです。
2024年の保険業界のトレンド
2024年は、金融政策にも変化が見られ、日本銀行が17年ぶりに利上げを実施しました。これは、2016年以降のマイナス金利政策からの転換点とも言え、保険業界にも影響を及ぼしています。加えて、NISA制度の改正や日用品の値上げが相次いだこともあり、保険の役割について再考する機会が増えました。
火災保険では、2024年10月から保険料改定が実施される予定です。これにより、水災補償の保険料が地域ごとのリスクに基づいた仕組みに変わるため、個々の地域の特性が考慮された保険プランが期待されます。
さらに、生命保険市場では、多くの新商品が次々と登場し、特に貯蓄機能を持つ商品が増加しています。保険を資産形成の手段として利用する動きが強まっているのです。それに伴い、利用者の保険に対する意識も高まり、生命保険活用が資産構築の有効な手段として位置付けられるようになっています。
特に注目されるのは、海外旅行保険の申込件数が、コロナ禍前のレベルへと急速に回復している点です。新型コロナウイルス感染症の影響が収まりつつある中、旅行需要が高まっていることを示しています。これからも、この動向に注目が集まることでしょう。
価格.com保険アワードの意義
このアワードは、2014年からスタートし、今年で12回目を迎えました。ユーザーの選びに基づくランキングであるため、実際のニーズに即した保険商品を知る貴重な機会となっています。また、保険業界の変化やトレンドを受けた商品の選定が、今後のユーザーの選択にどのように影響を与えるのか、興味深い結果が期待されます。
カカクコムは、これからも最適な保険を提案し、安心して利用できるサービスを提供していくでしょう。今後の業界動向にも注目が集まります。