コスギ不動産、賃貸更新管理業務をDX化
新たな取り組み、キマルーム PMの導入
熊本県内で賃貸物件管理数がトップクラスの株式会社コスギ不動産は、2025年3月より更新管理業務に特化したDXツール「キマルーム PM」の提供を始めます。このツールは、入居者にとって利便性の高い更新手続きを実現し、業務の効率化を図るものです。コスギ不動産とキマルームは、今後も賃貸不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために連携し、より良いサービスを提供していく方針です。
熊本の賃貸市場での存在感
コスギ不動産は、1982年の創業以来、熊本市内中心に約20,000戸の賃貸物件を管理してきました。長年の経験を持つ彼らは、業務効率を高めるためにさまざまな電子契約システムを導入してきましたが、入居申込から契約管理までをもっと効率よく行うために業務フローの見直しを行いました。その結果、2024年12月にはキマルームが提供する賃貸取引特化型の電子申込サービス「キマルーム Sign」を導入し、業務の自動化に成功しています。
効率化の2つ目のステップとして
今回の「キマルーム PM」は、契約管理業務の効率化をさらに進めるものであり、更新対象者への通知をSMSやメールで一斉配信できる機能や、契約者情報の更新を容易に行える機能があります。これにより、更新契約後はクレジットカードやコンビニでの決済も可能となり、手続きがよりスムーズに行えるようになります。これにより、コスト削減も見込まれています。
キマルーム PMの機能
「キマルーム PM」は、2022年にリリースされた賃貸更新管理業務に特化したDXツールです。主な機能には、以下のものがあります。
- - 更新通知の一斉送信: 更新のお知らせをメールやSMSで一斉に送付し、開封状況を確認できる。
- - 契約者情報の容易な獲得: 更新に伴う契約者情報(勤務先など)の取得が簡単。
- - チャット機能: 契約者とのスムーズなやり取りを実現し、電話の対応を減らす。
- - 決済機能: 更新料の通知やクレジットカード、コンビニでの支払いが可能。
- - 契約書類の自動生成: 書類の作成や電子契約ができ、郵送コストや人件費を削減。
会社概要
- - コスギ不動産: 熊本県熊本市中央区に本社を置くコスギ不動産は、不動産業界の大手として賃貸管理や売買などを行っています。
- - キマルーム: 広島に本社を持つキマルームは、賃貸管理のデジタル化を推進し、さまざまな便利なサービスを提供しています。
このように、コスギ不動産による「キマルーム PM」の導入は、賃貸業界のデジタル化を一層進め、より多くの入居者にとって利便性の高い環境を整えていくことが期待されます。