埼玉・本庄の建設会社「八木建設」が創立70周年！木造化推進でSDGs達成と働き方改革へ

昭和35年創業の八木建設株式会社（埼玉県本庄市／代表取締役八木雅之）は、2025年3月10日に創立70周年を迎えます。同社は、この節目を記念し、ブランドロゴを刷新し、記念ムービーを6月25日に公開しました。

記念ムービーでは、法人建物の木造化推進や高度な断熱化技術の導入によるSDGs達成に向けた取り組み、女性技術者やシニア層の採用強化など、社会貢献を経営の柱とするメッセージが込められています。

# 70周年記念ムービーで伝えたいこと

70周年記念ムービーは、創業から70年を迎えるにあたり、これまでの感謝の気持ちと、今後の展望を伝えることを目的として制作されました。

具体的な内容は以下の通りです。

70年間の感謝
非住宅の木造化推進
木造4階建て耐火建築物の事例紹介
働き方改革（労働時間、女性技術者）

# 建設業界を取り巻く環境変化への対応

近年、建設業界を取り巻く環境は大きく変化しています。国際的な組織機関SDSNのレポートによると、日本のSDGs達成度は世界18位で、「責任ある消費と生産」「ジェンダー平等」などが課題として挙げられています。

また、2019年施行の「働き方改革関連法」が2024年3月に猶予期限を迎えるなど、労働時間や働き方の改善が求められています。

八木建設では、これらの課題に対し、積極的に取り組む姿勢を表明しています。

# 法人建物（非住宅）での木造化推進で脱炭素化を目指す

八木建設は、2022年10月に「埼玉県環境SDGｓ取組宣言企業」に登録されました。同社は、埼玉県が進める『環境分野における埼玉県SDGs』を積極的に推進しています。

70周年を機に、法人建物（非住宅）での木造化推進を宣言し、高度な断熱化の屋根工法（二重折板）の導入を継続することでSDGs達成を目指しています。

# 新卒、女性技術者、シニア層の採用を推進

八木建設は、2022年12月に「埼玉県シニア活躍推進宣言企業」に認定されました。働き方改革関連法の猶予期限を好機と捉え、土曜日、祝日の働き方の改善や新卒者、女性技術者、シニア世代など幅広い人材を採用していく方針です。

# 二代目祖母の意志を引き継ぎ、女性活躍を推進

八木建設は、初代孝三郎が総合建設業として1955年に創業しました。初代亡き後、初代の妻なかが二代目を継承し、男性中心であった建設業界で社長として23年間、その後会長として10年間、会社の発展に貢献しました。

現在、4代目の八木雅之氏が代表取締役を務めています。同社は、二代目のなか氏の意志を受け継ぎ、女性の雇用を積極的に推進しています。

# ブランドロゴを刷新

70周年事業の一環として、八木建設はブランドロゴを刷新しました。

新しいロゴは、社内に向けては風通しの良い環境のイメージ、お客様やリクルートに対しては信頼感を感じていただけるようなデザインを目指しています。

# 100年企業への挑戦

八木建設は、建設技術を通じて社会と環境に貢献していくことを目指し、100年企業を目指しています。

同社の取り組みは、建設業界全体にとって大きな影響を与える可能性を秘めています。

# 会社概要

社名: 八木建設株式会社
所在地: 埼玉県本庄市中央2-6-20
設立: 1955年3月
代表者: 八木雅之
事業内容: 総合建設業
公式サイトURL: https://www.yagi-con.co.jp/
X: https://x.com/yagikensetsu
Instagram: https://www.instagram.com/yagikensetsu/
* youtube: https://www.youtube.com/channel/UCyHUAHoZtP_I6OtsvfFcK1Q

八木建設の70周年記念ムービーを見た感想

八木建設の創立70周年記念ムービーは、単なる企業PR動画ではなく、同社の理念やビジョンが明確に伝わってくる内容でした。特に印象に残ったのは、法人建物の木造化推進や働き方改革への取り組みです。

# 木造化推進とSDGs達成

近年、環境問題への関心が高まる中、建設業界でも脱炭素化への取り組みが重要となっています。八木建設は、木造化推進という具体的な目標を掲げ、SDGs達成に貢献しようとしています。

木造建築は、鉄筋コンクリート建築に比べてCO2排出量が少ないため、環境負荷の低減に効果的です。さらに、木は再生可能な資源であるため、持続可能な社会の実現にも貢献します。

八木建設は、高度な断熱化技術の導入など、木造建築の技術革新にも積極的に取り組んでいます。こうした取り組みによって、木造建築の安全性や耐久性を向上させ、より多くの人が木造建築を選択できる環境を整備していくことが期待されます。

# 働き方改革と人材育成

八木建設は、働き方改革にも積極的に取り組んでいます。土曜日や祝日の働き方の改善、女性技術者やシニア世代の採用強化など、多様な人材が活躍できる環境作りに取り組んでいます。

特に、女性技術者の育成には力を入れているようです。建設業界は男性中心の業界というイメージが強いですが、八木建設は、女性の雇用を積極的に推進し、女性が活躍できる職場環境作りを目指しています。

# 企業理念と社会貢献

八木建設の創立70周年記念ムービーを通して、同社の企業理念と社会貢献への強い意志を感じました。

同社は、単に利益を追求するだけでなく、社会全体に貢献したいという強い思いを持っています。

木造化推進や働き方改革など、同社の取り組みは、建設業界のみならず、社会全体にとって大きな影響を与える可能性を秘めています。

# 100年企業への期待

八木建設は、100年企業を目指しています。同社の今後の取り組みが楽しみです。

# まとめ

八木建設の創立70周年記念ムービーは、同社の理念、ビジョン、そして社会貢献への強い意志を感じることができる素晴らしい動画でした。

同社の取り組みは、建設業界のみならず、社会全体にとって大きな影響を与える可能性を秘めています。

今後、八木建設がどのような発展を遂げるのか、注目していきたいと思います。