地元の特色を活かした新たな横丁「ロッコ」
2022年10月22日、埼玉県宮代町に魅力的な横丁「ロッコ」がオープンしました。50年以上の歴史を持つ平屋をリノベーションし、地域の魅力を最大限に活かしたこのスポットは、まさに地元の人々のための新しい交流の場です。
地元店主の個性が光る
「ロッコ」には、宮代町やその近隣から集まった個性豊かな店主たちによる4つの店舗と、シェアキッチン、イベントスペースあずまやが設置されています。ここでは、地元のこだわりの品々が幅広く取り揃えられており、訪れる人々に新しい楽しみを提供しています。
- - ### 世界的バリスタのコーヒー店:Bespoke Coffee Roasters
バリスタ世界2位の称号を持つ畠山大輝が手掛けるこの店では、独自の技術で淹れたハンドドリップコーヒーを楽しむことができます。
- - ### お茶屋が作るギリシャヨーグルト:M YOGURT
春日部の「おづつみ園」が運営するこちらでは、低カロリーで高タンパクの本格ギリシャヨーグルトが味わえます。
- - ### 地元のもち米を使ったあられ:宮代もち処 Jファーム
宮代町の特産品を使った、手作りのあられや煎餅が人気です。
- - ### 老舗酒問屋のビストロ:サカヤ×ビストロ FusaFusa
日本酒やオーガニックワインに合わせた小皿料理が楽しめるレストランです。
シェアキッチンとイベントスペース
横丁の一部にはシェアキッチンと「お休み処」のあずまやがあります。シェアキッチンでは、地域のさまざまな飲食店が入れ替わりで出店し、毎回違った味を楽しむことができます。また、あずまやはイベントスペースとしても利用されており、地域の催しやフリーマーケットなどが行われます。
地元のコミュニティを目指して
「ロッコ」は、東武動物公園駅から徒歩15分という立地にあり、周辺にはスーパーやドラッグストア、ジムなど生活に便利な施設が揃っています。都心からのアクセスも良く、豊かな自然にも囲まれている宮代町は、今後の発展が注目されています。「ロッコ」では、地域住民たちが気軽に訪れることのできる横丁を目指し、賑いを作るとして期待されています。
オープン初日には先着100名にオリジナルのトートバックのプレゼントも行われるなど、来場者への感謝も忘れません。
地域全体を巻き込む「ROCCO PROJECT」
横丁の立ち上げには、地元の建設会社を経営する3兄弟が関わっています。彼らは仕事を通じて地域活性化に寄与するために、「ロッコ」を企画しました。各店舗の設計は、宮代町に本校がある日本工業大学の協力を得ており、実際の店舗設計にもつながっています。これは、地域の資源を活かしつつ新しいコミュニティを形成する試みです。
これからも「ロッコ」は、地域の人々が集まり、新たな体験を楽しむ場として成長を続けていくでしょう。