現場作業のマニュアル作成ツール「Dojoウェブマニュアル」を提供する株式会社テンダは、同製品のバージョン2.4をリリースした。新バージョンでは、3つの新機能が追加された。
まず、閲覧状況管理機能では、作成したマニュアルの閲覧状況を管理できるようになった。公開されたマニュアルの閲覧状況を把握することで、社員が最新の情報を理解し、業務を正しく進められるように支援する。また、閲覧状況に応じてリマインダーを送信することも可能になった。
さらに、Ver2.2で実装された動画テロップと音声読み上げ機能の多言語対応も大きな進化と言える。動画テロップは、多言語翻訳機能によって、海外の従業員でも理解しやすいように翻訳が可能になった。音声読み上げ機能も多言語に対応し、日本語だけでなく、複数の言語でマニュアルの内容を読み上げることが可能になった。
テンダは、今後も「Dojoウェブマニュアル」の機能強化を進め、顧客の業務効率化に貢献していくとしている。同社は、現場作業におけるマニュアル作成の課題解決に力を入れており、特に外国人労働者の教育・定着に課題を抱える企業にとって有効なツールとなっている。
「Dojoウェブマニュアル」は、スマートフォンで簡単に現場作業のマニュアルを作成・共有できる点が大きな特徴だ。音声認識機能を活用することで、説明文を自動入力することも可能で、業務内容や作業指示を簡単にデジタル化・ペーパーレス化できる。作成したマニュアルはクラウドに保存され、スマートフォンで写真や動画を見ながら作業を進めることができるため、直感的に理解しやすく、パソコンのない現場でも効率的に作業を進めることができる。
テンダは、「Dojoウェブマニュアル」を通じて、現場作業の効率化、属人化解消、安全性の向上に貢献していくことを目指している。