株式会社東北医工がリハビリテーション医学会に出展
株式会社東北医工は、来る2025年6月12日から14日まで、京都市に位置する国立京都国際会館にて、第62回日本リハビリテーション医学会学術集会に参加します。本イベントでは、同社の革新的な医療機器「手用ロボット型運動訓練装置 Ouvert(ウーベルト)®」が展示され、リハビリテーションの未来を先取りする機会となります。
ウーベルト®について
この装置は、片麻痺の患者が手指の機能を訓練するために開発されたもので、指を屈伸させる機能を通じて関節の癒着や拘縮を防ぎ、関節の可動域を改善することを目的としています。ウーベルト®は、特殊なロボットハンドに患者の麻痺した手を固定し、モーターの力を使って手の関節を動かします。これにより、患者は自発的にリハビリテーションを行うことができるのです。
ユーザーフレンドリー
ウーベルトの特徴は、簡単に装着できる点です。利用者はグローブなどを付けず、ロボットハンドに手を差し込むだけでリハビリを開始できます。
自律型リハビリテーション
ウーベルトは「リーダフォロワ方式」を活用。正常な手の動きをロボットハンドが模倣することで、訓練手がそれに合わせて動く仕組みです。また、実際の動作映像の反転画像が画面に映し出されます。これにより、視覚的にも理解しやすいリハビリが可能となっています。
ゲーム感覚で楽しむ
さらに、装置にはキャラクターを使ったゲーム機能が組み込まれ、患者が楽しみながらリハビリに取り組めるよう工夫されています。訓練手の画像にキャラクターを映し出し、キャッチするゲーム要素がリハビリを一層面白くします。
対談集の配布
展示ブースでは、鶴巻温泉病院の副院長出江紳一先生と株式会社東北医工の代表大関一陽による対談集も無料配布されます。出江先生はウーベルト®の開発に貢献した医療専門家であり、対談では装置の開発背景や医療への導入に際しての注意点が語られます。
この対談集を通じて、ウーベルト®の活用方法や理念を深く理解できる内容となっており、多くのリハビリに関わる方々にとって貴重な情報が詰まっています。
展示会情報
- - 学会名: 第62回日本リハビリテーション医学会学術集会
- - 会期: 2025年6月12日(木)~14日(土)
- - 会場: 国立京都国際会館 (京都市左京区岩倉大鷺町422番地)
- - 出展場所: イベントホール ブース番号27
- - 公式サイト: 学術集会公式サイト
会社情報
株式会社東北医工は、岩手大学などとの連携を深め、リハビリテーション医療の革新に挑む企業です。設立は2022年で、今後も医療機器の研究開発を続けていく方針です。
- - 代表者: 大関一陽
- - 所在地: 岩手県盛岡市北飯岡二丁目4-23 ヘルステック・イノベーション・ハブ101
- - 電話番号: 019-635-1188
- - 公式サイト: 株式会社東北医工
この展示会では、参加者が新しいリハビリテーション技術に触れる貴重なチャンスとなるでしょう。ぜひブースに足を運び、ウーベルト®の実力を体験してください。