アイザックが新たに「ラス恋」を立ち上げ！ミドルシニア向けマッチング事業の進化

アイザック株式会社、新たな挑戦「ラス恋」分社化

アイザック株式会社（東京都渋谷区）は、企業の成長と革新を重視し、2023年にミドルシニア向けの恋活・婚活アプリ「ラス恋」を運営する事業を分社化しました。この動きは、同社が掲げるビジョン「全ての挑戦者が、生涯働きたいと思える場所をつくる」を実現するための一環です。

既存事業の分社化に込めた意図

アイザックは創業以来、「世の中を、実験しよう。」というミッションのもと、テクノロジーを駆使した様々な事業に取り組んできました。10周年を迎え、さらなる成長を遂げる中で、より迅速かつ自律的な経営判断が可能な体制を構築するため、既存のビジネスを分社化することが戦略的に進められています。

この度設立された株式会社ラス恋では、代表取締役には同事業の責任者である山口昂星氏が就任しました。ラス恋は、安心安全なプラットフォームを提供し、豊かな人生経験を有するミドルシニア世代が、自分らしくパートナーとの出会いを楽しむことができる場を提供しています。

業績と社会的意義

「ラス恋」は2023年にサービスを開始し、関東エリアを中心に好評を博しています。半年間でユーザー数は10倍に増加し、マッチング率も97%という非常に高い水準を維持しています。その実績により、様々なメディアからも注目を集めています。

独自のAIを活用し、初心者でも利用しやすい機能を豊富に搭載しています。特に「顔写真撮影サポート」や「話題のレコメンド」といった機能は、ミドルシニア世代の利用者にとって非常に有用です。人生100年時代において、年齢に関係なく新たな恋愛を楽しむための選択肢を提供していくことが目指されています。

代表の思いと未来への展望

山口代表は、「人生の後半を共に生きる、大切な誰かと出会いたい」という思いを持つ人々の声を大切にしています。年齢や過去の経験から恋愛に対して二の足を踏んでしまう方々に向けて、同アプリが新たな出会いのきっかけを提供することの重要性を強調しています。

2025年にはAIパートナー事業を担うAimy株式会社と電話DX事業を担うグラハム株式会社をそれぞれ分社化し、さらなる事業拡大を目指しています。また、コーポレートサイトのリニューアルも行い、「次世代のエゴにベットする」をテーマに新たなビジョンを掲げています。

今後の展開と成長戦略

アイザック全体の中長期計画として、2030年までに営業利益100億円を達成することを目指しています。そのために、新規事業の創出や分社化による経営人材の輩出に力を入れています。さらに、事業アイデアを契機とした新たな採用制度「事業アイデア採用」を設立し、革新を生む人材を社会から見つけ出す取り組みを進めています。

アイザック株式会社は、今後も新たな時代の選択肢を創造し、社会に寄与する企業としての成長を続けていくことでしょう。ラス恋をはじめとする新たな挑戦がどのような未来を切り拓いていくのか、目が離せません。