60年の調査から紐解く、健康寿命を延ばす秘訣
2025年2月19日、ダイヤモンド社から書籍『10000人を60年間追跡調査してわかった 健康な人の小さな習慣』が発売されます。この本は、医師かつ統計の専門家である大平哲也氏によるもので、日本人を対象にした長期的な健康調査を基に、健康で長生きするための習慣を科学的に解説しています。
なぜ習慣が重要なのか
本書では、健康寿命を延ばすために必ずしも強い意志を持つ必要はないと説明されています。つまり、環境を整えることで気づかずに健康を維持できるという点が強調されています。60年間にわたる定点調査に基づき、健康で長生きするための共通点が浮き彫りになっています。
驚くべき研究結果
この本の中には、地域別の健康データや具体的な生活習慣が盛り込まれており、例えば、青森県は寿命が短いことや、血圧を下げるためには「計測する習慣」が重要だとされています。また、食事に関する章では、和食を摂取することで認知症リスクが下がる可能性や、果物の摂取がうつ病リスクを低減することが言及されています。
運動の章でも、朝の時間帯に運動することでダイエット効果が高まるといった研究結果が紹介されるなど、実践可能な内容が満載です。さらに、運動が「応援」だけでも効果的であるという新しい考え方も提示されています。
具体的な習慣を紹介
著者は、日常生活における小さな習慣の重要性を強調しています。たとえば、飲酒量を減らすために小さいグラスを使用することや、タバコの害についての言及など、日常に取り入れやすい具体策が提案されています。これにより、読者は手軽に実践できる健康法を学ぶことができます。
本書の構成と著者の背景
目次には、「ちまたの健康法は『ニセ科学』だらけ」という序章や、地域別健康データに基づく各種の習慣について解説されており、全224ページにわたって充実した内容が詰まっています。著者の大平哲也氏は、福島県立医科大学の教授であり、60年以上にわたり日本人の健康追跡調査を行ってきました。この豊富な経験と専門知識が、本書の信頼性を高めています。
おわりに
『10000人を60年間追跡調査してわかった 健康な人の小さな習慣』は、誰でも即実践可能な健康法を提唱する一冊です。健康で長生きするために、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
書籍詳細
- - 著者:大平哲也
- - 定価:1,694円(税込)
- - 発売日:2025年2月19日
- - 発行:ダイヤモンド社
- - 判型:四六判・並製・2C・224頁
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