近大生が仕掛ける新感覚ダイニング体験
近畿大学の学生と老舗寿司店、すし萬がコラボし、特別な食事体験を提供します。彼らの新たな試みは、ただの食事を超え、日本文化を深く理解することに焦点を当てています。近畿大学経営学部の布施匡章ゼミの学生たちは、大阪の「総本家 小鯛雀鮨 すし萬リーガロイヤルホテル店」にて、2025年2月12日から21日までの間、完全予約制で特別コースを提供することを決定しました。このプログラムは、1日1組限定で、特別な体験を求めるお客様に向けられています。
日本文化と食の融合
この新感覚ダイニング体験の最大の特徴は、日本文化のエッセンスを五感で感じられることです。布施ゼミ生たちはすし萬と共に、観光客が集まるエリアでの調査を行い、外国人観光客が「本物の日本文化」を求めているという結果を得ました。この結果を反映し、小鯛雀鮨を代表する大阪の伝統的な寿司を盛り込んだ特別コースを設計しています。
特に、「未体験なワクワク感」をテーマに、桜の四季を表現し、プロジェクションマッピングで季節の移り変わりを演出する試みがなされます。学生たちが映像デザインやプログラミングを手掛け、ダイニングの空間を新たな視点から彩ります。これにより、食事をする際の視覚的な楽しみが加わり、従来の寿司屋とは一線を画す体験を実現します。
提供される特別コースの詳細
この特別コースは、以下のように構成されています。
- - 先付け:季節の前菜2種
- - 造里:厳選されたお造り2種盛り
- - 旬菜:旬の一品料理(揚物または焼物)
- - 御凌:すし萬名物小鯛雀鮨®および阿奈古®鮨
- - 蒸物:季節の茶碗蒸し
- - 寿司:2種の中トロの握りや、寿司料理長厳選の8貫
- - 留椀:本日の赤出汁
- - 甘味:おすすめの水菓子
このコースは、15,000円(税込、サービス料含む)で提供され、時間は17時から21時まで、ラストオーダーは20時になります。周囲の喧騒とは異なり、ゆったりとして落ち着いた空間で心ゆくまで日本の伝統料理を楽しむことができます。
予約方法とアクセス
予約は電話のみで行われており、完全予約制となっているため、事前の確認が必要です。現在、予約を受け付けているのは、滋賀と大阪を拠点とする「すし萬リーガロイヤルホテル店」です。お問合せは、電話(06)6446-0012までどうぞ。
この特別コースを通じて、近畿大学の学生たちが世代を超えて受け継がれる日本文化と食の魅力を体験し、新たな交流の場を創出することに期待を寄せています。日本の「おもてなし」の心が凝縮されたこの体験を、ぜひご堪能ください。