新しい形の古墳墓が高松市にオープン
香川県高松市に、新しいお墓の形を提案する古墳墓がついに完成しました。株式会社前方後円墳が手掛けたこのプロジェクトは、既に千葉県野田市に建設されたものに次ぐ二基目となります。日本文化の研究を実践する代表の竹田恒泰氏を中心に、考古学者たちの知識と技術が結集されており、古墳文化を忠実に再現したものとなっています。
古墳墓の特徴
新たに完成した古墳墓には、直線と曲線が美しいフォルムで融合し、品格あるデザインが施されています。特に目を引くのが、白い大理石で作られた鳥居と祭壇です。古墳内には、御霊の安寧を祈り埋蔵された三種の神器—御鏡、御剣、御勾玉—が安置されています。この古墳に込められたのは、まさに3世紀の大和の文化が現代によみがえったものです。
竣工祭の様子
竣工祭は5月9日(木)に行われ、出雲大社高松分詞 大須賀分祠長を主催者として、称讃寺の瑞田住職や多くの霊園関係者が出席しました。合計で40名以上の参加者が集まり、完成した古墳墓の安寧を祈りました。この式典では、竹田社長が古墳墓の特長と背景についての解説を行い、出席者たちにその意義を伝えました。
開園について
5月11日(日)にはグランドオープンを迎え、以降はいつでも見学が可能です。訪れることでこの新しい形のお墓を実際に見ることができるのは、古墳文化に興味を持つすべての人にとって興味深い体験になるでしょう。また、事前購入したお客様や近隣住民も、ぜひ古墳墓を訪れてみてください。開園時間は9時30分から16時までで、定休日は水曜日となっています。
古墳墓の管理と供養
この古墳墓最大の特徴は、管理と供養が霊園によって行われる点です。承継者は不要であり、また檀家義務もないため、墓参りの際に管理に煩わされることはありません。もちろん、年に二回の御霊祭も行われ、故人と縁ある方々には参加が奨励されます。
ペットと一緒の区画
特に注目したいのは、ペットと一緒に入れる区画も設けられている点です。愛するペットと共に過ごしたいという希望に応える新たな試みが、古墳文化と現代生活の融合を象徴しています。
株式会社前方後円墳について
株式会社前方後円墳は、古墳文化を活かした新しい供養の形を提供することを目指して近日設立されました。今後は、他地域でも古墳墓の建設が予定されており、文化の継承と普及を担う役割を果たしていくことでしょう。多くの人がこの古墳文化に深い理解を持ち、感謝の念を育てられることが期待されています。
会社概要
- - 会社名:株式会社前方後円墳
- - 代表取締役:竹田恒泰
- - 所在地:東京都港区芝五丁目13番16号三田文銭堂ビル
- - 設立年月日:令和6年4月1日
- - 資本金:1000万円
お問い合わせ先
高松市にお越しの際は、ぜひこの新しい古墳墓を訪れてみてください。古墳文化が詰まった場所で、心豊かなひとときを過ごしていただけることでしょう。