特許の流通を支援するプラットフォーム『PatentRevenue』、簡易版公開

特許流通を加速する『PatentRevenue』の魅力

株式会社IPリッチが新たに公開した特許売買・ライセンスプラットフォーム『PatentRevenue』の簡易版（LP）が、特許の収益化を目指す企業や大学に向けた新しいソリューションを提供しています。このプラットフォームは、トランザクションの円滑化を実現し、未活用の技術資産を収益化するための強力なツールとなるでしょう。

PatentRevenueとは？

『PatentRevenue』は、企業や大学が保有する特許をライセンスや売却を通じて流通させ、収益化を支援することに特化したプラットフォームです。このサービスでは、特許の流通を加速することにより、さまざまな事業機会を提供します。特許を有効活用したいと考えるすべての方々にとって、大いに期待ができる取り組みです。

主な特徴と利便性

1. 専門家による仲介

特許の売買やライセンス契約については、特許分野に精通した専門家が関与します。この体制により、最適なマッチングが実現され、利用者は競争力のある条件で取引を進めることができます。

2. 無料での特許登録

特許を保有している企業は、自社の特許を無料でプラットフォームに登録できるため、コストをかけずに特許の公開や収益化を目指せるのがポイントです。売買やライセンスが成立した際には、仲介手数料15%が発生しますが、初期投資が不要なため、リスクを抑えた取引が可能です。

3. 流通の促進と収益化支援

特許の利用を促進することで、企業や大学が持つ未活用の知見から新たな収益機会を得ることが期待されます。これは、特許を保有する側と買い手側の両方にメリットがあり、知識の循環がスムーズに進むことになります。

4. 参入障壁のサポート

特許ポートフォリオの獲得を望む企業にとって、競争優位性を保つための特許購入やライセンス支援を行っています。競合との差別化を考えている企業にとって、特許取得のサポートは不可欠です。なお、買い手に対する仲介手数料は発生しません。

今後の展開

現在公開されている簡易版（LP）は、特許情報の基本的な登録機能を提供しており、利用者の入力を元に興味を持つ企業や投資家とのマッチングを行っています。2025年4月にはβ版が登場予定で、さらに正式版リリースを夏頃を予定しています。β版では、特許の検索や自動マッチング、自動通知、商談機能など、さまざまな追加機能が計画されています。その結果、特許取引の利便性が向上し、より多くの技術資産が適切に活用されることが期待されています。