熊野古道での新たな体験「結びビト」
和歌山県の日高郡みなべ町に位置する「グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ」が、2024年12月1日から特別なオリジナル体験プログラム「結びビト ~椰さんと海を望む熊野古道を歩く~」の予約を開始します。これは、熊野古道の中でも唯一海を眺めながら歩くことができるルートであり、平安時代から鎌倉時代にかけて多くの参詣者が利用した古来の参詣道です。
プログラム内容
特にこのプログラムでは、参加者は「結びビト」と呼ばれる知識豊富なガイドの案内のもと、約3時間の散策を楽しむことができます。ガイドは熊野古道に対する深い理解と愛情を持ち、訪れる人々にその文化や歴史を伝える役割を果たします。さらに、ティータイムには和歌山の銘菓を味わいながら絶景を楽しむひとときを提供します。
予約と実施期間
この特別な体験は2024年12月9日から始まり、何回かの除外日を除いて、2025年6月1日から9月30日まで実施されます。毎日2回、9:30と13:30のスタートです。最大8名までのグループで、料金は単独参加が10,000円、2名参加の場合は1名8,000円です。
体験の魅力
このプログラムの最大の魅力は、海と森林が織りなす絶景を眺めながら古道を歩ける点にあります。千里の浜と呼ばれる美しい砂浜が続き、参加者は実際に貝殻拾いや、様々な神社を訪れることができます。千里王子神社では、貝殻を賽銭代わりに供える習わしも体験できます。
壺装束を纏ったガイド
ガイドは、神秘的な装束「壺装束」を身に着けて案内します。これにより、参加者は古来の参詣者の気持ちに浸りながら、熊野古道の奥深い歴史を感じることができます。
ティータイムの特別な体験
散策の終わりには、雄大な海を眺めながら特別なティータイムを設けています。香り豊かなじゃばらと橙をブレンドしたドリンクと共に、和歌山の銘菓を楽しむことができる贅沢な瞬間が用意されています。これらはすべて玉手箱に詰められ、風呂敷で包まれて提供されるため、古来の旅のスタイルを楽しむことができます。
グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパの施設について
このリゾートは、太平洋と紀伊山地に囲まれた静かな環境に位置し、美しい夕日を楽しむことができます。宿泊施設では朝夕のビュッフェや温泉、オールインクルーシブスタイルでの多彩な食事体験が提供されています。旅行者にとって、訪れるだけで多魂の地元文化と触れ合うことができる特別な場所となるでしょう。
まとめ
熊野古道の神秘を体験できる「結びビト」のプログラムは、ただの観光では味わえない深い体験を提供します。歴史を語るガイドと共に、海の眺望を楽しみつつ、古来の参詣道を巡る旅に出かけてみてはいかがでしょうか。心豊かな時間を過ごし、新たな思い出を作りましょう。