みんなで作るタイムマシン
2017-10-25 18:00:14
タイムマシンをみんなで作ろう!1964年渋谷をVRで再現するプロジェクト
みんなで作るタイムマシン!
一般社団法人1964 TOKYO VRが公式に設立され、1964年の東京オリンピックの頃の渋谷の街並みを再現する「1964 SHIBUYA VR」プロジェクトが始動しました。これは、当時の貴重な写真を基に現代の3D技術を駆使して、記憶の中の街にタイムスリップする体験を提供する取り組みです。
プロジェクトの背景
1964年は東京オリンピックが開催された年であり、この記念すべき年に東京の街がどのようであったかを知ることは、大変貴重な体験です。渋谷という活気のあるエリアもその一翼を担っており、今の渋谷とはまた違った顔を持っていました。このプロジェクトは、そうした歴史を振り返るきっかけとなります。
参加方法と協力機関
プロジェクトでは、一般の個人や企業から幅広く当時の写真を募っています。それにより集めたデータを基に、渋谷の街並みをVR化し、参加者が実際にその風景を体験できるようにします。
東京急行電鉄株式会社や渋谷区、読売新聞など多くの団体が協力してくれており、特にオートデスク株式会社からの技術サポートが重要な役割を果たしています。また、バンタンゲームアカデミーやデジタルハリウッド大学の協力も得て、産学連携による制作も行っています。
共同プロジェクトとしての取り組み
このプロジェクトは、単なるVR作品の制作ではなく、「記憶の中の街並み」をみんなで再現していく共同の取り組みです。活動に賛同する個人や団体を対象に、賛助会員の募集をスタートし、お笑いタレントの萩本欽一さんも第1号特別賛助会員として参加が決まりました。
未来へのメッセージ
このプロジェクトは、「みんなで作るタイムマシン」として、未来の東京にこの貴重な歴史を残していくことを目指しています。VRを通じて過去を振り返り、街の変遷を感じることができるこの体験は、多くの人々に新しい視点を提供することでしょう。
賛助会員になるメリット
賛助会員に参加すると、さまざまな特典があります。情報提供、3Dデータ化のリクエスト、体験会への参加などの機会が得られ、プロジェクトへの関与が深まります。詳細は公式サイトにて案内されていますので、ぜひ確認してみてください。
写真投稿方法について
1964 SHIBUYA VRプロジェクトでは、1964年から約10年前後に撮影された渋谷の写真を募集しています。お持ちの写真をスキャンし、撮影情報とともに公式サイトのフォームから簡単に投稿できます。貢献した方々のお名前はクレジットコーナーに載せる予定です。
おわりに
このプロジェクトを通じて、渋谷という街の過去や変遷に対する理解を深めることができ、新たな歴史の共有が実現します。みんなで協力して「記憶の中の街」を再現し、未来の世代に伝えていく。このプロジェクトの成功を共に願って、皆さんの参加を心からお待ちしています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人1964 TOKYO VR
- 住所
- 東京都渋谷区東2-27-7 恵比寿東ハイツ第2 1F ライゾマティクス内
- 電話番号
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