世界平和と夢を描く「Dream Wall」
2024年2月、エディオンピースウイング広島が初めて公開した巨大壁画「Dream Wall」が、スポーツと夢、そして世界平和をテーマにした新しいプロジェクトとして注目を集めています。この壁画は、サッカーマンガ『キャプテン翼』の作者である高橋陽一氏と、広島を拠点とするプロサッカークラブ、サンフレッチェ広島との共同によるもので、設置場所はスタジアムの3階北側コンコース全9面にわたっています。
プロジェクトの背景
「Dream Wall」は、2024年2月に開業するエディオンピースウイング広島の一環として、広島が国際平和文化都市であることを生かし、スポーツの力を通じて世界中に夢と平和を発信することを目的としています。このプロジェクトは、「PEACE WING HIROSHIMA PROJECT ONE」として位置付けられ、今後も様々なアクションが展開される予定です。
巨大壁画「Dream Wall」のコンセプト
この壁画は、『キャプテン翼』の物語とその世界観を通して、スポーツが持つ無限の力や夢を追いかけることの素晴らしさを表現しています。高橋氏が描くそのストーリーは、夢を持つことの喜びや、それに伴う困難を克服することで得られる友情と成長をテーマにしており、多くの人々に感動を与えてきました。
「Dream Wall」を通じて、広島からスポーツの力、夢の重要性、そして世界平和に向けた願いを発信し続けることが期待されています。この壁画は、全国のサッカーファンだけでなく、広島の地域住民や観光客にも広く親しまれる作品となることでしょう。
公開スケジュール
「Dream Wall」は、2月23日(日・祝)に行われる明治安田J1リーグ第2節の横浜FM戦で先行公開され、その後2月24日(月・休)から一般公開が開始されます。当日はスタジアムに訪れるファンにとって、記念すべき瞬間となること必至です。
設置仕様とテーマ
「Dream Wall」は、全9面で構成されており、各面には異なるメッセージが込められています。サイズは各面が7.5メートルの横幅と2.7メートルの高さを持つ、国内の主要サッカースタジアムにおける最大級の壁画です。
各テーマは、小学生から海外での激闘、さらには「ライジングサン」をテーマにした物語が展開されており、観覧者に多様な感情を呼び起こします。このような試みにより、サッカーというスポーツの本質や、夢を持つことの意義を伝えることができると期待されています。
高橋陽一氏のメッセージ
「Dream Wall」を設置するにあたり、高橋陽一氏は「スポーツの力・夢・世界平和」というテーマが『キャプテン翼』のストーリーと合致していることを強調しました。彼の言葉には、壁画を通じて多くの人々にメッセージを届けたいという強い願いが込められています。
まとめ
この「Dream Wall」は、ただの壁画に留まらず、観覧者を感動させ、夢や平和のために何ができるのかを考えさせる大切なきっかけとなることでしょう。広島から発信されたこのプロジェクトが、今後どれだけの人々に影響を与えるのか、非常に楽しみです。