地域の安全を支えるタカミエンジ、兵庫県に蓄電池を寄贈
株式会社タカミエンジが、2025年3月12日に兵庫県災害医療センターへポータブル蓄電池「BCエナジーTE-D3000」を1台寄贈しました。今回の寄贈は、災害時の医療活動に必要な電力確保を支援するものです。
寄贈の背景
近年、自然災害が増加しており、特に南海トラフ地震への備えが求められています。このような災害が発生した際には、非常時における医療機関の電力供給が人命を守る上で重要な役割を果たします。兵庫県災害医療センターは、平時には高度救急救命センターとして重篤な患者に対する医療を提供しており、大規模な災害時には基幹災害拠点病院としての機能を担います。
そのため、タカミエンジは災害時の医療活動に寄与することを目的に、BCエナジーの寄贈を決定しました。この製品を活用することで、DMAT(災害医療派遣チーム)の活動にも大きな貢献が期待されます。
寄贈品の詳細
寄贈された「BCエナジーTE-D3000」は、持ち運びに便利なスーツケース型のデザインが特徴で、大容量かつ高出力を誇ります。これにより、通信機器やその他の電子機器を長時間使用できるため、緊急時には特に重宝されるでしょう。
- 大容量:災害時に必要とされる多くの機器を長時間稼働させることができます。
- 携行性:スーツケース設計で持ち運びが容易、車高調整も可能。
- 多様な出力ポート:通常コンセント、USB、Type-C、シガーソケットに対応。
兵庫県災害医療センターのコメント
兵庫県災害医療センターの石原センター長は、「この度は株式会社タカミエンジ様から非常に有用なポータブル蓄電池をご寄贈いただき、心より感謝申し上げます。当センターの災害対策において有効に活用させていただきます」とコメントされました。
タカミエンジ社長の見解
室田正博社長は、「地域社会の安全と安心に貢献することは、当社の重要な使命です。今回の寄贈により、災害時の医療活動を支援し、地域の方々の安全確保に繋がることを願っています。今後も弊社の技術を通じて防災力向上に貢献してまいります」と意気込みを語りました。
兵庫県災害医療センターについて
兵庫県災害医療センターは、阪神淡路大震災の教訓を受けて設立されたもので、県内で唯一の高度救急救命センターとして様々な機能を持ちます。有事には、医療分野の指揮を執り、西日本におけるDMAT隊員の養成研修機関としても活動しています。
株式会社タカミエンジについて
会社概要としては、株式会社タカミエンジは大阪市城東区に本社を置き、電気工事業や太陽光発電設備の設置事業、事業継続支援事業などを手掛けています。地域の防災力向上に寄与することが企業の使命として掲げられています。
今後も地域社会のために尽力するタカミエンジの活動に注目が集まります。