全豪オープンテニスの車いす部門に挑む小田凱人と上地結衣
新しい年の幕開けを飾る「全豪オープンテニス」が、1月21日(火)に車いす部門の競技を開始します。今年もWOWOWで連日生中継されるこの大会では、昨年のパリパラリンピックで金メダルを獲得した小田凱人選手と上地結衣選手が第1シードとして出場します。
小田選手は、連覇をかけて1回戦でオーストラリアのA.パーカー選手と対戦し、昨年は準優勝の上地選手は今季の優勝を目指して船水梓緒里選手と戦います。昨年の成功を踏まえ、二人が今季どのような成果を上げるのか、テニスファンの期待も高まっています。
小田凱人選手の思い
小田選手は、車いすテニスを広め、変革を重ねていくことに情熱を注いでいます。「日本でも変化は感じているが、まだまだこれから」との思いを語り、自らの力で波を作りたいという熱意を示しています。「競技者として新しい挑戦をし、勝利を重ねることでさらなる成長を目指す」と語る小田選手は、サーブのスピードを200㎞に引き上げる目標も掲げています。競技の最前線で闘う姿勢と称賛される彼の挑戦に、期待感が高まります。
上地結衣選手の成長
対する上地選手は、昨年のパリパラリンピック帰国後、多くの人々とその喜びを分かち合いながら充実した日々を過ごしてきたと語ります。「メディアのインタビューを通じて、過去の試合を振り返る時間が多く、改善すべき点を見つめ直す機会になった」とし、新シーズンに向けての意気込みを語りました。上地選手もまた、パフォーマンスを高めるための試行錯誤を重ねており、様々な試行錯誤の中で新たな体制を築こうとしています。
さらなる進化とライバルへの意気込み
最近、車いすテニス全般が進化していると感じている二人。小田選手は、最近の試合で自己のリターン技術を見つめ直し、サーブの精度向上にも注力しているとのこと。上地選手は、女子にもパワーテニスの流れが広がっており、その中で自分も進化すべきと感じています。これまでの成功を背に、さらなる高みを目指す姿勢が、今後の試合の中でどれほど表れ、成功に繋がるのか楽しみです。
最後に
全豪オープンテニスは改めて車いすテニスの魅力を再認識させる大会です。大会期間中は毎日ライブ中継が行われ、多くのファンが応援することができます。果たして小田選手と上地選手は今年どんなプレーを見せるのか、期待を持って注目していきましょう。
詳細情報はWOWOWの公式サイトにて!